2008年8月26日

燃油サーチャージ

旅行好きの友人が、最近は『燃油サーチャージ』が高すぎてやってられないとぼやいていたよ。どうやら出張なんかにも大きく関わってくるそうだけど、いったい『燃油サーチャージ』ってどんなものなの?


燃油サーチャージとは、燃料価格に影響される、運賃とは別料金で上乗せして徴収される料金のことで、「サーチャージ」と略されることが多いんだ。燃料価格の高騰を受け、通常の運賃だけでは賄いきれなくなってきたことから、多くの航空会社や海運会社がこのサーチャージを設定しているんだよ。

日本ではサーチャージは主に航空便に限られていたけれど、今年5月には日本での陸運最大手の日本通運がサーチャージ導入を決め、ヤマト運輸、佐川急便も導入に前向きのようだよ。

今までは、旅行のパンフレットでサーチャージについては片隅に目立たないよう小さく書いてあることが多く、別料金であることを見落としやすくて苦情が多かったんだ。運賃が4万円であるのに対し、約3万円のサーチャージ(実際の総額は約7万円)がかかるなど、かなり高額の上乗せになることもあったみたいだよ。

現在は国土交通省も旅行業界に対して、サーチャージを含んだ総額の表示を指示する通達を出したからこのような悪質なケースも減るだろうから一安心というところだね。

値上げは仕方のない部分もあるのだろうけれど、最近の値上げラッシュを見ていると、本当に適切な値上げなのか疑いたくなることもあるよね。願わくばサーチャージも、なぜ必要なのかをきちんと多くの人に理解させてもらいたいものだね。

詳しくはコチラ→[燃油サーチャージ一覧]

2008年8月22日

騒音発生装置

英自動車大手のロータスが、車に取り付けてエンジン音を出す『騒音発生装置』を開発したそうだね。でも車は静かであればあるほどいいんじゃなかったのかな。どうしてわざわざ騒音を発生させようとするのだろう?


騒音発生装置とは、静穏性の高いハイブリッド車向けに取り付けられてエンジン音を発し、歩行者に車の接近を知らせるためのもの。車外ではリアルなエンジン音を聞くことができる一方、車内にはアクティブノイズキャンセラーの機能を搭載することで、これまで通り静かな走行環境を維持することが可能なんだって。

本来は、車のエンジン音は静かであるほど良いとされてきたんだけれども、ハイブリッド車は騒音の出にくい電気モーターを使用しているために、あまりに静かになりすぎて歩行者が車の接近に気づかず事故が発生する件が増えてしまったんだ。

特に世の環境意識の高まりに加え、原油高によるガソリン価格高騰の影響でハイブリッド車に乗る人が増えてきたために、さらなる事故の増加を懸念したロータスが発明したのが騒音発生装置、「セーフ&サウンド」なんだ。

利点とも言える静かさをあえて打ち消すのは本末転倒という意見もあるけれど、現状クラクションよりも小さい音量で歩行者に危険を知らせる術がない上、騒音装置を付けても車内の静かさが保たれるのであれば、ドライバーにデメリットはほとんどないから、妥当な落としどころと言えるのかもしれないね。

詳しくはコチラ→[騒音発生装置システム概略]

2008年8月21日

次世代高速無線

ニュースを見ていると、『次世代高速無線』という言葉が飛び出してきたよ。次世代ってよく聞くけど、従来のものと何が違うのだろう?


次世代高速無線とは、読んで字のごとく高速の通信速度を誇る次世代型無線のことだよ。

この無線によって、毎秒40~100メガビットでの無線通信が可能になり、屋外のパソコンなどからADSL並みの速度でネットに接続できるようになるんだよ。

従来の無線LANでは、駅など限られた空間でしか利用できなかったのだけれども、次世代高速無線によって、時速100キロメートル以上で走る鉄道や車内や電波の弱い山間部でも安定した通信が可能になるんだ。テレビ画像並みの動画も円滑に送受信できるみたいだね。

このサービスの早期全国普及を実現させるために、昨年末ごろに総務省は次世代高速無線通信事業の業者選定を行ったんだ。この結果、選ばれたのはKDDIとウィルコムの2社。

2社は平成21年度の夏以降にサービスの提供を開始するんだ。その通信エリアは平成24年度には全国の90%をカバーすると見込まれているよ。

ウィルコムは、今後、道路に設置した通信機能付きカメラで撮影した映像を無線で収集して、防犯や道路の渋滞緩和に役立てるサービスや、街角の電子広告に無線で高精細画像の広告を送信するなどのサービスを行うとしているみたいだね。

今回の審査で選ばれなかった他社も、これらの2社から回線を借りて高速ネット機能や防犯システムの開発を進めるそうだよ。松下電器産業やセコムといった通信会社ではない企業も参入を考えているみたいだね。

詳しくはコチラ→ >[FujiSankei Business i. なるほど講座/次世代高速無線通信]

メタンハイドレート

資源価格の高騰を受けて経済産業省が、『メタンハイドレート』の日本近海の海底での産出試験に着手することを発表したよね。だけど、一体『メタンハイドレート』ってどんなものなの?


メタンハイドレートとは、天然ガスの主成分であるメタンガスが閉じこめられたシャーベット状の個体。触ると冷たく、火を近づけると燃えるために「燃える氷」と言われているんだ。

メタンハイドレートは主に海底に存在するんだけど、近年日本海沿岸で大量のメタンハイドレートが発見されて一躍注目を浴びることになったんだ。メタンハイドレートは石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、温暖化対策としても有効な新エネルギーであるとされているよ。

日本近海には国内の天然ガス消費量の100年分に相当する大量のメタンハイドレートが存在すると推測され、実用化されれば日本のエネルギー政策に大きな影響を与えることは間違いないんだ。

ただ、メタンハイドレートは採掘が困難な水深500メートル以下の海底に分布しているうえ、固体の形状で埋まっているため井戸を掘っても自噴してこないなど、課題が多いんだ。現状では採掘にかかるコストが販売による利益を上回っているため、商用としては成立していないんだよ。

現在はメタンハイドレートの採掘技術を確立している途中なんだ。石油もどんどん高くなるし、事態の進展が期待されるね。

詳しくはコチラ→[メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム]

2008年8月19日

ナポリ

イタリアの観光都市『ナポリ』だけれど、いまそのナポリがどえらいことになっているというニュースを見たよ。日本のごみ屋敷もびっくりの状況らしいけれど...どうなっているんだろうね。


ナポリとは、南イタリアの大都市で、昔から「ナポリを見てから死ね」なんていうことわざがあるほど美しい景観をもった観光都市なんだ。

で、その美しかったナポリが直面しているのが深刻なごみ問題。もともと人口過密の地域だったのだけれど、90年代あたりからごみ処理場のキャパシティが限界をむかえているんだ。

00年には政府のごみ処理場を買収した企業が経営難から埋め立て事業を停止してしまったため、現在ナポリのごみ回収機能がほぼ停止しているんだよ。

これまでは埋め立てで処理が追いつかないごみを収集してきたカモッラというマフィアがいたのだけれど、この組織とイタリア当局との関係が悪化したことで取り返しのつかない事態に陥ってしまったんだ。

報道によると、ナポリには未処理のごみが約700万トン放置されている状況で、街中がごみだらけ。停止している埋め立て地7箇所をフル稼働させても処理に20年かかる量らしいんだよね。

ごみのドイツ輸送など、イタリア政府も対応しているのだけれど応急処置に過ぎないという指摘もあり、状況は好転していないという見方が強いんだ。

19世紀までフランスは汚物まみれだった...なんて有名な話があるけれど、伝染病が起こらないか心配だなぁ...。




詳しくはコチラ→[ナポリの惨状(イタリアよもやま話)]

2008年8月15日

少人数婚

今度友人が結婚することになったのだけれど、話によると、最近の結婚式では『少人数婚』というスタイルが人気なのだとか。いったい、どんなものなのだろうね。


少人数婚とは、家族、親戚や友人など、取り分け縁の深い人たちだけを招待して行う小規模の結構披露宴のこと。通常の披露宴であれば70~100人の参加だけれど、少人数婚では10~30人規模で行うんだよ。

このスタイルの人気の秘訣は、それぞれのカップルがこだわった式をつくれること。たとえば料理も1品1品シェフと相談しながら決めていったり、出すお酒にこってみたりと自由度が高いんだ。式に来た人をもてなす要素が強いため、「おもてなし婚」なんて言い方もするみたいだよ。

披露宴会場は、定番のホテルや挙式会場に加え、レストランでの披露宴も人気らしいんだ。各ホテルや式場などで価格はまちまちなのだけれど、大体1人当たり1万3000~5000円程度の額で行うことができるんだって。

また、この少人数婚の他にもさまざまな披露宴スタイルがあるようで、たとえば伝統的な日本スタイルで行う「和婚」。演出にこった会場で行う「ドラマチック婚」、食事にこった「美食婚」、スピード婚やおめでた婚のカップルのためのプランなど幅広いニーズにかなったサービスが展開されているんだ。

披露宴も個性の時代、今後もますますサービスが拡大されていくのだろうね。僕はまずパートナー探しからはじめることにするよ...。

詳しくはコチラ→[結婚式場探し(ウェディングGyao)]

2008年8月13日

改正薬事法

コンビニで薬が買えるようになるみたいだね。なんでも『改正薬事法』によって規制が緩和されると聞いたけれども・・・。いったい何が改正されたの??


改正薬事法とは、医薬品販売の規制緩和を中心に改正された法律なんだ。2009年度に完全施行されるよ。この改正によって、薬局・薬店で処方箋なしで購入できる一般用医薬品の販売方法が大幅に変更されるんだよ。

この改正によって、一般用医薬品は副作用などのリスクに応じて、一類・二類・三類と3分類されるんだ。ちなみに分類は・・・

(1)特にリスクが高いもの
H2ブロッカー含有剤、一部の毛髪用剤など

(2)リスクが比較的高いもの
かぜ薬、解熱鎮痛剤、胃腸鎮痛痙剤など

(3)リスクが比較的低いもの
ビタミンB・C含有保健薬、整腸剤・消化剤

となっているんだ。

このうちリスクが低いとされる二類と三類は、薬剤師ではない「登録販売者」による販売が認められるようになったんだ。
この「販売登録者」制度は、今回の改正で新設された制度。薬局・薬店等で薬剤師の管理・指導の下での実務経験が1年以上という受験資格保持者が、各都道府県の試験に合格することで、販売登録者の資格を得ることができるんだよ。

この販売登録者制度によって、店舗に薬剤師がいなくても、販売登録者がいれば風邪薬や胃腸薬などの医薬品を販売できるようになったんだ。だから、僕らはコンビニやスーパーでも一般用医薬品を手に入れることができるようになるんだよ。これが、この薬事法改正が注目されている理由なんだ。

コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの小売店で、壮絶な顧客獲得競争が行われるんだろうね・・・。

詳しくはコチラ→[改正薬事法]

2008年8月12日

新型うつ病

巷で『新型うつ病』で精神科医にかかる人が増えたって聞いたけど、これまでのうつ病と何がどう違うんだろう?


新型うつ病とは、仕事中にだけうつ状態になり、仕事が終わって会社を出ると普段どおり元気に戻る病気のことだよ。

患者は20、30代といった若い人が多いみたいで、診察を受けるのに3ヶ月待ちというところもあるぐらい患者が増えているそうだよ。

従来のいわゆるうつ病は、几帳面で責任感の強いまじめな人がかかりやすく、気分が落ち込んだり、イライラしたりという「抑うつ症状」、何に対しても興味や気力がわかない、疲労感や睡眠障害といった症状があるんだ。

でも、新型うつ病は自分を責めるのではなく、身の周りの人や社会に対して攻撃的になり、メールやブログなどで職場の不満を訴えたり、休職することで上司や同僚に迷惑をかけるといったことも気にしないみたいだよ。

中には自分がうつ病であることを公言し、権利ばかり主張してくる人もいるみたいで、人事労務管理での対応がとても難しいということもあるみたいなんだ。

精神科医の香山リカさんは、著書『うつ病が日本を滅ぼす!?』で「本当にこれが『うつ病?』と自分で書いたはずの診断書を改めて見返してしまう」と書いているみたいだけれど、精神の病ってのは難しいみたいだね。



詳しくはコチラ→[若い人に増えている「新型うつ病」]

2008年8月11日

メタミドホス

中国製冷凍ギョーザ中毒事件の混入ルートがほぼ確定したことで、最近またニュースでこの話題が取り上げられているよね。なにやら、『メタミドホス』が中毒の原因らしいのだけれど、『メタミドホス』ってどういうものなのだろう。

メタミドホスとは、有機リン化合物で農薬や殺虫剤に使われているんだ。その効果は非常に強く、あらゆる生物に影響を及ぼし、人間にも高い有毒性を示すようだよ。日本では、その毒性の高さから農薬登録はされずに使用が禁じられていたみたいだね。

メタミドホスを摂取すると、神経生理機能に以上をきたして、摂取後一日で吐気、腹痛、下痢、めまいなどの症状に加えて視界がぼやけたり、ろれつがまわらなくなってしまうんだ。さらに重い症状になると、呼吸困難や昏睡、最悪の場合は死に至るようだよ。

こういった症状は典型的な有機リン化合物の中毒症状であのオウム事件で使われたサリンも同じような症状が出るんだ。このメタミドホスの毒性を強力にしたものがサリンともいえるよ。

日本では使用が禁止されているメタミドホスだけれども、海外では最近まで使われていた国があったようで、その一つが中国なんだ。中国は今年一月の中毒事件以来、国内全域で農薬の使用と販売をやめたようだよ。

でも一度回収されたギョーザが、また流通しちゃうなんて問題だよね。

それにしても、そもそも殺虫剤に使われるものを農薬にも使うのってものすごく怖い気がするよ。虫を殺せるってことは人間にも少なからず影響はあるだろうからね。




詳しくはコチラ→[メタミドホスについて]

2008年8月 6日

ウイグル自治区

北京五輪が迫る中、中国の『ウイグル自治区』では死傷者30名を越すテロが起こったよね。ウイグル自治区というのは漢族以外の民族も多く生活している地域らしいけれど、いったいどんなところなのだろうね。


ウイグル自治区とは、中国北西部に位置していて、正式には新疆(しんきょう)ウイグル自治区と呼ばれているよ。ウイグル人というイスラム系民族が多数を占めていて、他にもカザフ族やキルギス族といった多数の民族が居住しているんだって。

この地域は、もともとはウイグル帝国として独自の文化を築いていたのだけれど、モンゴル帝国に組み込まれてからは中国の中のひとつの地域として数えられてきたんだ。

1933と44年にはイスラム教徒たちが自治を求めて、東トルキスタンの建国を目指すものの失敗。その後は中国共産党に合併され、55年にウイグル自治区が設置されたんだよ。

地形的には砂漠が多く、人口も多くないのだけれど石油や天然ガスなどの地下資源が豊富なこと、核実験施設があることなど、中国はこの自治区を手放したくないといった状況なんだよね。

そのため、当局の取り締まりは強力で、特にウイグル族など、イスラム教徒の民族運動への弾圧が問題視されているんだ。

そんな中で起きたのが今回のテロ事件。主犯は、「東トルキスタンイスラム運動」という過激派テロ組織のウイグル人されているよ。

北京五輪まであと2日。五輪でテロ...なんてちょっと恐ろしすぎるよね。

詳しくはコチラ→[中国の少数民族]