2009年7月 1日

官公庁オークション

ネットをしていると、最近どうやら「官公庁オークション」というものが流行っているようだよね。日用品から車まで取引されているようなのだけれど、どんなものなのかな?


官公庁オークションとは、Yahoo!オークション内で行われているもので、自治体の公有財産や税金滞納者の差し押さえ品を競売に出すというシステムのオークションのこと。

このオークションには2つのジャンルがあり、ひとつは自治体の物品を扱う公有財産売却、もうひとつが税金滞納者の差し押さえ品扱うインターネット公売なんだよね。

このうち、公有財産売却で生まれた売上金は自治体の歳入にあてられそうで、インターネット公売での売上金は税金未納分の支払にあてられるそうなんだ。

この官公庁オークションは2004年にはじまったもので、現在1500近くの自治体が参加しているんだって。

また、出品される商品には掘り出し物が多く、例えば不動産物件や自動車、パソコン、イスや机など、ほぼ新品のような状態で売りに出されるのも珍しくないのだとか。

ちなみにこのオークションで、Yahoo!側は、落札価格のうち3%を手数料として受け取っているんだよ。

僕も少しのぞいてみたけれど、時計、テレビからおもちゃまで本当にいろいろあったよ。中には当然インターネット公売もあるわけで、ぜいたく品を持っておきながら税金未納とは、なんだか切ない話だよね...。

詳しくはコチラ→[官公庁オークション]

2009年6月22日

スマートグリッド

オバマ政権をはじめ、各国の環境政策で『スマートグリッド』が注目を高めているそうだね。これっていったいどんなものなの?


スマートグリッドとは、電力網とIT技術を組み合わせた、次世代送電網のこと。現在は、発電所から消費者へと一方的に電気が送信されているんだけど、IT技術を駆使することで、消費者の電力利用情報などを発信し、より効率的な送電が可能になるんだ。

もし、スマートグリッドがアメリカ合衆国の電力網を5%効率的にすれば、5300万台分の自動車に相当する燃料の節約と温暖化ガス排出量の削減が実現するといわれているんだよ。

それに、スマートグリッドで一家庭単位の管理が可能になれば、検針のようなルーティン業務はもちろん、災害時の電線切断箇所の特定といった、人間の目に頼っている作業も遠隔管理下で行うことができ、運用コストの削減につながるんだ。

また、ソーラー・パネルなどで家庭や私企業が生産した電力を電力会社に売り返すことなどもスマートグリッドによって可能になるんだ。

アメリカでは、320億ドルの予算をこのスマートグリッド対策にあて、GEやグーグルなんかの企業もこの分野に参入してきてるみたいだね。

しかし、日本には不要だと言う冷ややかな電力会社が多いようで、その理由は日本はアメリカと比べ、電力の供給が安定していること、顧客一軒当たり年間事故停電時間はアメリカの97時間に対して、日本は19時間と五分の一以下ということがあるからなんだ。

つまり、日本の電力技術の高さはすでにスマートらしいんだよね。ただ、そうは言ってもまだまだ改善の余地もあるだろうから、技術の追求は忘れてほしくないね。



詳しくはコチラ→[「スマート・グリッド」構築がアメリカの競争力維持に向けたコア・プロジェクトになる!]

2009年6月17日

リニア中央新幹線

ここのところ、『リニア中央新幹線』の建設についてニュースを見ることが多くなっただのけれど、いつごろできるものなのかな?


リニア中央新幹線とは、JR東海が建設している東京から大阪を結ぶ新しい新幹線のこと。甲府市、名古屋市、奈良市を直線的に結び、駅は神奈川、山梨、長野、岐阜に各県にそれぞれ1つつくられるそうだよ。

この中央新幹線の最大の特徴は、リニアモーターカーを運行させるというところなのだけれど、リニアモーターカーの時速は500Km。もしこれが実現すれば東京-大阪間が約1時間で結ばれることになるんだって。

開業予定は2025年で、まずは名古屋-東京間を先行開業、その後全開業という流れになるらしいね。

建設予定費は約8.3兆円~9.9兆円で、開業後50年間で経済効果は約15兆~21兆円と見られていて、黒字にはなるそうなんだ。

しかし、現在ひとつの問題が発生しているんだよね。というのも、現在JR東海が想定している直線ルートでは、南アルプス山脈を貫通しなければならないのだけれど、一帯は地層が複雑。トンネルをつくると崩落の危険もあるかもしれないということで、山脈を迂回するルートも検討されているんだって。

ただ、迂回ルートでは建設費がさらに1兆円上乗せされるということもあり、現在議論が行われているそうだよ。

ユーザーにとっては嬉しい気もするけれど、まだ15年先の話となるとなんだか現実感もわかないね。

詳しくはコチラ→[リニア中央新幹線は南アルプスを貫通できるか:日経BPネット]

2009年6月 9日

足利事件

先日、『足利事件』の容疑者とされていた菅家さんが釈放されるという出来事があったよね。でも、そもそも『足利事件』ってそんな事件だったのかな?


足利事件とは、1990年、栃木県の足利市というところで起こった事件で、パチンコ店の駐車場で4歳の女児が行方不明になり、翌朝、近くの河川敷で遺体となって発見されたというものなんだ。

殺害された女児の衣服に付着していた体液とDNAが一致するとして、当時幼稚園バスの運転手であった菅家氏が逮捕されることとなったんだよ。

そして警察による取調べ中、菅家氏は容疑を認めていたそうなのだけれど、第一審からは一転して否認。ただ、結果は無期懲役の判決で、刑務所に服役することになったんだ。

今回、その菅家氏が釈放されることになったのだけれど、その要因となったのが捜査に使われたDNA鑑定なんだよね。というのも、DNA鑑定というのは当時はまだ導入したばかりのシステムということで、菅家氏の弁護士もその証拠能力を疑っていたらしいんだよね。

そして再鑑定の結果DNAは一致しないということで、菅家氏は釈放となったんだ。

また、菅家氏の自白に関しても、警察の強引な取調べがあったことなど、捜査のやり方が疑問視されているんだよ。菅家氏は取調室の様子をすべて録画するように要請するなど、この出来事が日本の刑事司法のあり方を変えるかもしれないと言われているね。

詳しくはコチラ→[足利事件]

2009年6月 2日

臓器移植法

ここのところ新聞で目にするようになってきたけれど、今『臓器移植法』の改正について議論が行われているらしいね。いったい何を変えようとしているのかな?


臓器移植法とは、正式には「臓器の移植に関する法律」で、97年から施行されているものなんだよ。

しかし、日本の臓器移植は諸外国に比べ規制が強く、臓器移植の件数が伸びない(これまでに81件のみ)という問題点が長年指摘されてきたんだって。

そこで今回の改正についての議論なのだけれど、改正案は全部で4つあり、その差は「脳死の位置づけ」と「臓器提供できる年齢」「提供者の意思表示」のレベルにあるらしいんだ。

現行では「脳死は人の死ではないが、臓器提供する場合は人の死として認められる」「臓器提供できる年齢は15歳以上」「提供には本人の意思と家族の同意が必要」という条件なんだよ。


これを、「脳死は人の死」「提供は0歳以上」「本人の意思不明でも家族の同意があれば提供可能」という最も規制を解いた案(A案)の他、3案が議論されているんだって。

しかし、この法律のナイーブなところは、「人の死が何を持って認められるか」という生命倫理や宗教観に関わるところなんだ。

例えば、たとえ脳死状態になっても、場合によっては心臓は1月以上動き続けることもあるそうなんだよね。そうしたこともあり、国会では多くの政党が党議拘束を外す方針なのだそうだよ。

とても難しい問題だけれど、一国民として徹底した議論が尽くされることを望むよ。

【追記】
2009年6月18日、衆議院本会議にてA案が可決されました



詳しくはコチラ→[[解説スペシャル]臓器移植、描けぬ未来:YOMIURI ONLINE]

2009年5月27日

おゆとり様

この前新聞で読んだのだけれど、何やら最近では『おゆとり様』という新たな消費者層が注目されているらしいね...。


おゆとり様とは、1987年以降に生まれた、いわゆるゆとり世代のこと。

そもそもゆとり世代というのは、学習内容の縮小、土日が完全休日、総合学習の導入といった「ゆとり教育」を受けた人たちのことなんだよ。今年は特に1987年~88年生まれの、いわゆる「ゆとり第一世代」の新卒も増えることから、何かと話題になっているよね。

おゆとり様という言葉は、日経MJがつくったものなのだけれど、調査によると、ゆとり世代には他の世代に比べ特殊な傾向があるそうで、例えば、

「異性よりも同姓の友人との付き合いを大切にする」
「一人で遊ぶことや読書が好き」
「買い物はネット通販よりも実店舗を好む」

というものがあるんだって。他にも、消費傾向としては貯蓄志向が強く、ファッションに敏感なものの、ブランド信仰はなく、かつ、他にはない個性的なものを好む、といった傾向があるそうなんだ。

こうした背景には、「まわりにブランド品があふれるモノに恵まれた生活を送っていたから」とか、「バブル景気後の平成不況の中で育ってきたから」とかさまざまな考察がされているね。

ちなみに僕の弟も87年生まれなのだけれど、たしかにお金はあまり使わないみたいだし、僕よりもだいぶ落ち着いている気がするよ...。となると、企業も今まで以上に戦略を立てていかないとダメなのかもしれないね。

詳しくはコチラ→[「おゆとり様」の消費]

幼保一元化

昨日、麻生首相は厚生労働省を分割するという方針を打ち出したようだけれど、それと同時に『幼保一元化』なる政策を考えているのだとか。幼稚園と保育園を一緒にするという話だけれど、何の意味があるのかな?


幼保一元化とは、幼稚園と保育園の機能をあわせた一つの施設をつくること。政府はこれを広めようとしているらしいね。

そもそも、保育所は「親に代わって保育を行う」。幼稚園は「教育を行う」と、両者は別ものとして考えられてきたんだ。

例えば、保育所と幼稚園では運営基準や職員の資格が異なり、さらに保育所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省と、管轄する省庁も違うんだよ。

現在政府が一元化を推し進めているのは、そうした区分けから保育所・幼稚園の運営が非効率的になってしまっているからなんだ。

というのも、現在、親が共働きしていて、家庭で保育ができない小さな子が増えているんだって。しかし、保育所のキャパシティが足りず、入所待ちの子どもが2万人以上とも言われているんだよね。

反対に、幼稚園は入園者の数が少なくなり、経営難に陥っているところも少ないそうなんだ。

定員オーバーの保育所と、定員割れの幼稚園、この二つを統合することで利用者のニーズをかなえるのはもちろん、人件費の削減にもつながると言われているんだよ。

まだ様子を見ながらの導入にはなるそうだけれど、少子化解決のためにも保育施設の充実は早めに手を打ったほうがいい気がするけれどね。

詳しくはコチラ→[幼保一元化とは:0から分かる保育士資格試験]

2009年5月20日

静岡空港

たまにニュースで話題に出てくるけれど、今静岡県では『静岡空港』が建設中なのだとか。開港をめぐって県知事が辞職したりなんだりと、問題が多いらしいんだよね...。


静岡空港とは、静岡の西部地方に立地している新空港のこと。空港を運営するのは富士山静岡空港株式会社という会社で、スズキや静岡銀行、ヤマハなど、地元の企業12社が出資してできたんだって。こうした民間企業が空港の運営を行うというのは、地方空港では初のことらしいんだ。

しかしこの空港、もともとは3月中に開港する予定だったのだけれど、いくつか問題があり、延期することになってしまたんだよ。

一番の原因が、滑走路の延長上に生えていた木が航空法の定めた高さ制限に抵触するという立ち木の問題。

地主と県でもめたものの、地主側は県知事である石川氏が辞職をすれば木を伐採するというような条件をつけたようで、石川知事は辞表を提出。それにより、立ち木も伐採されたみたいだね。

ただ、静岡空港の近くには中部国際空港があったり、伊豆や熱海といった観光地には羽田空港を利用した方が早かったりと、根本的にこの空港を誰が利用するのかわからないということも指摘されているんだって。

また、就航予定の新千歳空港・福岡空港・鹿児島空港・那覇空港だけでは全便搭乗率100%でも年3億円の赤字が出ると言われているんだよね。

開港は6月4日という話だけれど、なんとなく計画性がないような気がするなぁ...。

詳しくはコチラ→[富士山静岡空港株式会社]

2009年5月19日

官製ワーキングプア

先日『官製ワーキングプア』という言葉を耳にしたのだけれど、どうやら役所などでも非正規雇用の労働者が増えているらしいよ。


官製ワーキングプアとは、自治体や自治体から公務の委託を受けた職場で働く非正規労働者のこと。例えば、役所、小中高校の非常勤講師、非常勤の保育士、図書館司書などがこれにあたるんだよね。

こうした人々が増えている背景には、自治体の財政難が背景にあると言われていて、自治体や、そこから事業を委託された企業は、人件費削減のために正職員の定員を制限しているんだね。

毎日新聞の記事によると、全国の自治体で働く非正規雇用社員の数は50万人にもなると言われているよ。全公務員のうち、3分の1が非正規労働者という計算になるんだ。

実際、非正規労働者が正職員と同じ仕事をしても時給は半分、年収は4分の1、手当ても受けられないという条件のため、それこそ年収200万円にも満たないような人がかなり増えているらしいんだ。

そもそも官製というのは、「政府がつくった」という意味なのだけれど、そう呼ばれるのは、国が自治体による公共サービスの民間委託を推奨しているからなんだよ。

というのも、民間委託にすると企業に消費税をかけられ、その分国庫を潤すことができるというメリットがあるらしいんだ。

現在、霞ヶ関にさえ1万人以上の非正規労働者がいるらしいのだけれど、公務員にも勝ち組負け組みができるなんてなんだか不条理な世の中だよ...。

詳しくはコチラ→[違法だらけの職場で非正規は正規公務員の5分の1以下の年収]

2009年5月14日

かんたん会社メール

今度、ソフトバンクモバイルが『かんたん会社メール』というサービスを開始するみたいだよ。法人向けのサービスのようだけれど、いったいどんなものなのかな?


かんたん会社メールとは、ソフトバンクモバイルが提供する法人向けのサービスで、会社で使っているメールアドレスに来るメールを、携帯電話で送受信できるというもの。

このサービスの肝は、ただメールを受信するだけでなく、返信も携帯電話からできること。その際のメールも、会社で使っているアドレスとして送信することができるんだって。

また、携帯にドキュメンタビューア機能がついていると、添付ファイルの閲覧も可能らしいよ。

万が一携帯を紛失した場合もデータ削除やリモートロックができるという話だね。

主に中小企業をターゲットとしたものらしいのだけれど、システムとしては、契約すると「かんたん会社メール」用のサーバーが提供され、それを介して送受信が可能になるんだ。

使用料は1回線あたり月315円で、サービスの開始は6月1日からなんだって。

ただし、対応機種はソフトバンクモバイルの第3携帯電話のみで、同じソフトバンクでもiphoneやディズニー携帯といった機種はできないんだ。

移動中や出張のときに便利そうだけれど、docomoやauといった競合も同じようなサービスを始めるのかなぁ...。

詳しくはコチラ→[ソフトバンク、法人向けに「かんたん会社メール」]