2010年8月27日

一人っ子政策

中国の政策で真っ先に思い浮かぶのは『一人っ子政策』だけれど、これが今見直されているらしいんだよね。いったい何がどうなるのかな?


一人っ子政策とは、1979年から中国で進められている人口の増加を抑制するための政策のこと。夫婦一組で子ども一人しか産んではいけない、というものなんだ。

それ以前の毛沢東政権の中国では子どもを増やす政策が進められていたのだけれど、人口が10億を突破し、食糧不足や治安悪化などへの懸念から一人っ子政策に移行したのだとか。

特に都市部での規制はきつく、2人目以降の子どもが生まれると、罰金、賃金カット、場合によっては職場の解雇などもあるらしいんだよね。

ただし、一人っ子政策が適応されるのは漢民族の夫婦だけで、ウィグルやチベットなどの少数民族は適応外なんだ。これは、少数民族の反乱を招かないためなのだとか。

結果的に、一人っ子政策のおかげで子どもの教育水準が高まり、経済発展にはかなり貢献したらしいのだけれど、その一方で少子化、間引きによる女性の減少、罰金のがれのために増えた戸籍のない子ども、過保護教育などが問題になっているんだよ。

そのため、上海などの一部都市では2人目の出産を奨励する動きも出てきているのだとか。ただ、大枠で見るとしばらくは一人っ子政策は続く見通しのようだね。

女性に比べて男性の方が2000~3000万人多いらしいから、このまま行くと日本に婚活に来る中国人男性も結構増えてきたりしてね...。

詳しくはコチラ→[中国の一人っ子政策の見直し:JBpress]

2010年7月27日

氷河急行

先日スイスの列車『氷河急行』で脱線事故があったようだね。いったいどんな列車なのかな?


氷河急行とは、スイスアルプスの山岳地帯を走る山岳鉄道のこと。スイスの伝統的な横断コースであるツェルマット~サンモリッツ間の約270kmを7つの谷、291の橋、91のトンネルを抜けて、約8時間かけて走るらしいよ。

平均時速は約34km/hで、別名「世界で最も遅い特急」とも呼ばれているらしく、
ゆっくりと走ることで、スイスの雄大な景色をより間近に感じることができる、と観光列車としても人気があるようだよ。

氷河急行の名前はフルカ峠付近でローヌ氷河が見えたことに由来するらしいのだけれど、1982年に新フルカトンネルが完成し、ルート変更が変更されてしまったため、現在では見られなくなってしまったんだって。

料金は、大人一人1万円程度で、車内には食堂が設置されており、景色と一緒にランチを楽しむことができることも人気の要因のようだね。

今回の事故の原因は、「温度差によるレールのゆがみ」とされているみたいだけれど、まだ明確な原因は見つかってはいないらしいよ。

この事故による負傷者は13人のものぼり、そのうち12人が日本人観光客だったんだって。当の列車は事故から3日後に運転を再開したようなのだけれど、いまだ日本からの多くの観光客が乗車を続けているみたいだね。

原因がわからないぶん対処ができないのはわかるけど、この早過ぎる運行の再開には首をかしげてしまうなぁ...。

2010年7月 6日

ガザ封鎖

テレビのニュースで見たんだけど、中東の国イスラエルで『ガザ封鎖』の封鎖が緩和されるみたいだよ。


ガザ封鎖とは、イスラム原理主義のハマスが実行支配するガザ地区に対してのイスラエル軍の軍事展開のこと。この封鎖状態はもう4年も続いているんだって。

そもそも、ガザ地区とは歴史的に多くの国々の支配を受けてきた地域で、1948年にイスラエルが独立したとき、周辺のアラブ諸国との第一次中東戦争が勃発。その後も紛争が続き、結果的に1967年にイスラエルにより占領されて今に至るんだ。

テロの問題もあることから、イスラエルとの境界線は、数メートルの金網フェンスや数メートルのコンクリートなどでガザ地区を封鎖しているんだ。

それが今回緩和されるという話なのだけれど、発端は今年の5月ガザ地区に物資を運び込もううとしたトルコの船がイスラエルにだ捕され、死亡者が出たことから国際的な批判が高まっていたんだよね。

イスラエルの発表によると、この緩和で搬入可能な物資は増えるようになるんだ。ただ一方で、爆弾や武器に転用可能な資材と建設資材は今後も規制の対象となるみたいなんだよ。

イスラエルの発表を受けて、ガザ地区当局は措置が不十分だと言っているらしいのだけれど、お互いに言い分はあるだろし、歴史的に溝の深い問題だけど、世界中も注目しているみたいだから、今後も目が離せないなあ。

詳しくはコチラ→[ガザ地区]

2010年6月20日

メキシコ湾原油流出事故

日本ではそこまで大きく報道されていないけれど、『メキシコ湾原油流出事故』が原油漏れでは史上最悪の被害になっていると聞いたよ。もう2ヶ月くらい経つけれど、どんな具合なのかな?


メキシコ湾原油流出事故とは、メキシコ湾上で2010年4月20日に起きた事故のこと。石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」が爆発炎上してしまったんだよ。

場所はアメリカルイジアナ州メキシコ湾の沖合80Kmで、掘削パイプが破損し、折れたところから原油と天然ガスが噴き出したのだとか。

現在、1日最大30kリットルとも言われる原油が流出していて、湾全体に拡大しているんだよ。

事業オーナーのBP社は、対策として油田を泥で埋める「トップキル」作戦を実行したものの、失敗。他にもコンクリートで壁を作るなどしているのだけれど、大きな効果は出ていないみたいなんだよね。

対策費用、補償費用などをあわせた被害総額は310億ドル(約2兆8000億円)にのぼると見られているよ。

日本も決して無関係ではなく、三井物産がこの事業に出資していたため、数千億円規模の損害賠償を要求される可能性もあるのだとか。

また環境被害も甚大で、事故現場付近は牡蠣などの水産資源が豊富なところなのだけれど、すでに無生物地帯となっているところもあるらしいね。

流出は最低でも8月までは止められず、さらに海流の関係で他の湾に流れていっているという話もあるし、これまずいんじゃないかなぁ...。

詳しくはコチラ→[メキシコ湾原油流出事故、深刻な現状:WIRED VISION]

2010年6月17日

80后(バーリンホウ)

最近、中国関連のニュースを見かけるようになってきたけれど、中国では今『80后』という人たちがいろいろと話題の中心になっているみたいだね。


80后(バーリンホウ)とは、1980年代生まれの中国人のこと。后というのは中国語で"後"という意味なのだけれど、要は「1980年以降に生まれた」ということなんだ。

今、彼らがなぜ注目を集めているかというと、彼らの育った時代背景やライフスタイルがこれまでの中国とはまったく違うからなのだとか。

80后は「一人っ子政策」「中国の経済発展」の中で生まれ育ち、それにITの発達などが手伝って、「お金に余裕があって流行に敏感」な世代みたいなんだよ。

80后世代の総人口は2億3000万人とされているのだけれど、彼らが働きはじめ、自分でお金を稼ぐようになったことから、中国の新しい消費者層として国内外から注目を集めているんだ。

ただその反面、80后は「わがまま」とか「こらえ性がない」とか指摘されていて、「小皇帝」「尼特族(ニート)」などといろいろニックネームがつけられているそうだよ。

また、「離婚率が高い」や「恋愛が奔放」なんていうデータや意見もあるようで、消費傾向自体も熱しやすく冷めやすいのだとか。

日本が「団塊の世代」や「ゆとり世代」と括るのと同じようなものなのだろうけれど、中国進出する企業も今まで今まで以上にブランディングや差別化を考えておかないと痛い目にあうかもしれないね...。

詳しくはコチラ→[80后世代と90后世代の意識調査(前編)]

2010年6月15日

カメルーン

今年もワールドカップが開幕し、日本は初戦をカメルーンを相手に勝ったみたいだけど、いったい『カメルーン』てどんな国なのかな?


カメルーンとは、中部アフリカに位置する共和制国家。言語教育が進んでおり、アフリカでも安定した国のひとつとなっているようで、正式名を「カメルーン共和国」というようだよ。

第一次世界大戦後、旧ドイツに占領され、第二次世界大戦後はフランスとドイツに東西を分割され、それぞれの植民地になったんだって。その後、アフリカの年である1960年に独立し現在に至るのだけれど、英語話者が多い北西州と南西州の2州で南カメルーン連邦共和国の独立を求める動きがあるようなんだ。

約250もの民族からなる多様な文化をもち、言語では、公用語はフランス語と英語とされているけれど、多くの地域ではフランス語が使われているんだって。

宗教は、40%が現地固有の宗教を信仰。南部ではキリスト教が全体の40%、北部ではイスラム教が20%の割合で信仰されているようだね。

平野、高原、湿地帯などのさまざまな地形や気候にも恵まれ、アフリカの特徴を集めた国とも言われるようで、「アフリカの縮図」「ミニ・アフリカ」とも呼ばれているんだって。

そのため観光ツアーも種類が豊富で、海辺ツアー、山岳ツアー、サファリと狩猟ツアー、文化体験ツアー、国際会議とビジネスツアーなどがあるんだって。その他にもワザ国立公園をはじめとした7つの国立公園ではいろいろな動物の生態系をみることもできるのだとか。

ワールドカップで知名度があがることで、アフリカに経済効果が生まれるといいね・・・。



詳しくはコチラ→[外務省: カメルーン共和国]

2010年5月12日

デービッド・キャメロン

日本では昨年政権交代が起こったばかりだけれど、イギリスでも13年ぶりに労働党から政権が移行したみたいだよ。その保守党党首『デービッド・キャメロン』とは、一体どんな人なのかな?


デービッド・キャメロンとは、1966年、ロンドン生まれで現在43歳のイギリスの保守党議員のこと。オックスフォード大学を一級優等学位を得て卒業し、1988年保守党調査部に就職後、サッチャー政権とメージャー政権では政策資料作成のスタッフとして活動したようだよ。

その後、2001年には庶民院議員総選挙に当選。政治家の道を歩みだしたみたいだね。若々しさと爽やかな弁舌が支持を集め2009年12月には保守党党首に就任し、5月10日労働党ブラウン前首相を押さえ、イギリス首相に就任してんだって。43歳7か月での英首相就任は、歴代首相の中でも第二位の若さで、この200年間で最も若い首相となるみたいだよ。

ブラウン前首相が自由民主党との連立を断念して辞任を表明した一方、保守党のキャメロン党首が首相に就任するとともに、自由民主党は保守党との連立で合意。65年ぶりの連立政権が誕生したみたいだね。

政策としては、金融サービス機構廃止による中央銀行の監督権限回復、警官や兵隊、教師などの一割削減を掲げるとともに、今回の連立政権では財政赤字削減策を特に押し出していく意向らしいよ。

何はともあれ、日本のような結果にならないことを祈るばかりだね...。

詳しくはコチラ→  >[デービッド・キャメロン]

2010年4月16日

カチンの森事件

先日、「カチンの森事件」の追悼式典に参加する予定だったポーランドの大統領が乗った飛行機が墜落した事件があったね。そもそも、「カチンの森事件」とはどんな事件だったのかな。


カチンの森事件とは、第二次世界大戦中の1940年、ソ連の秘密警察が約2万2000人ものポーランド人捕虜を殺害した事件のこと。

1939年にポーランドはソ連に敗北し、約23万人がソ連軍の捕虜になったんだって。1941年には、ポーランドとソ連は条約を結んですべての捕虜は解放されるはずだったのだけど、解放されたのは3万人にも満たなかったそうだよ。

その一方で、ドイツとソ連は争いはじめ、1943年にドイツ軍が計画的に埋められたポーランド人の遺体をスモレンスク近郊のカチンの森で発見したことで、事件が発覚したみたいだね。

発覚してから何度も調査がされ、ソ連製の紐など数々の証拠があったのだけれど、ソ連はドイツ軍が殺害したという主張を譲らず、結局4000人もの殺害を認めたのは1990年のことだそうだよ。

近年、プーチン首相は事件を「犯罪」と認め、スモレンスクの慰霊碑にも赴き、和解へ近づいていたのだとか。その矢先に今回の事件が起きたようだね...。

それに対し、鳩山首相はTwitter上ではあるものの、いろいろな解釈ができるような発言をしていて問題視されているみたいだね。

今回の事件もさまざまな噂が絶えないけれど、いったいどの情報が真実なんだろうね...。

詳しくはコチラ→[「カチンの森事件」歴史的和解の兆し]

2010年4月 9日

キルギス

ネットサーフィンをしていると、『キルギス』で政権崩壊が起こったというニュースを見たよ。あまりイメージがない国だけれど、どんな状況なのかな?


キルギスとは、正式名称は「キルギス共和国」で、中央アジアにある国。国土は日本の半分くらいで、カザフスタン、中国、タジキスタン、ウズベキスタンといった国と国境を接しているんだ。

もともとはソビエト連邦の中に組み込まれていた国で、1つの国として独立をしたのは1991年なんだよね。

総人口は550万人で、イスラム教スンニ派の人が7~8割を占めているそうだよ。産業としては農畜産物や鉱業が中心で、最近は金の輸出が増えているのだとか。

ただ、先ごろの金融危機でロシアやカザフスタンの影響を受け、失業者が増えてきているみたいなんだよ。

政治的には2005年に選挙での不正をきっかけに、当時野党側であったバキーエフ氏が大統領となり、現在まで同政権が続いているんだよね。

就任当時、バキーエフ氏はキルギスの民主化を訴えていたこともあり、国内外の期待は高かったのだけれど、実際には改革は進まず、政敵やジャーナリストへの押さえつけなど、独裁政権になっていたんだって。

今回はそうした一連の不満が爆発し、首都で大規模な反政府デモが起こったんだ。結果バキーエフ氏は逃亡し、事実上の政権崩壊だと言われているね。

タイでもデモが起こっているみたいだけれど、どの国も政治経済への不満は募るばかりなのかな...。

詳しくはコチラ→[キルギス共和国:外務省]

2010年4月 1日

上海万博

今年5月から『上海万博』が開かれるようだね。いったいどんなコンテンツになっているのかな?


上海万博とは、今年5月1日から10月31日まで開催される上海国際博覧会の通称。会場予定地の総面積は328ヘクタール、投資総額も約30億ドルと万博史上最大規模になる予定みたいだよ。

入場者も7000万人を見込んでいて、中国にとっては、北京オリンピック(2008年)に続く国家的プロジェクになるんだけど、近年の国際イベントの主流である「環境」に配慮した都市づくりを主眼に、「より良い都市、より良い生活」をテーマに掲げているんだって。

参加国は、北米、中南米、欧州、アジア、アフリカ、中東、オセアニアなど、240の国、期間にのぼり、出展規模も過去最高になるようだよ。

気になる経済効果だけど、中国国内では、開催前は建設・建築業界に、会期中は商業、飲食、サービス業界にそれぞれ大きな利益をもたらし、16.8兆~21兆円もの経済効果を生むとも言われているんだ。日本でも、3兆円もの経済効果をもたらすと予想され、万博への期待が高まっているようだね。

その一方で、上海はホテル不足や、会場予定地からの立ち退きをめぐっても住民の不満がくすぶり、問題となっているみたいなんだ。

また、万博従業員の人材不足や通訳の不足も深刻化していて、人、場所とともに厳しい状況にあるようだね。

僕も今年の夏は万博旅行に行って、歴史的博覧会をこの目で確かめてこようかな。

詳しくはコチラ→[上海万博]