2011年6月13日

OPEC

8日、『OPEC』の総会が開かれ、石油の生産量についての話し合いが行なわれたよ。どうやらそこでの話し合いが石油の価格高騰を起こしそうなんだって...。いったい何が話し合われているの?


OPEC(石油輸出国機構)とは、中東の石油産出国で構成される組織。現在は、イラクやイラン、サウジアラビアなど、12カ国が加盟しているよ。

OPECは、各加盟国の石油の生産量や価格の方針を統一することで、石油産出国の利益を守っているんだ。

もともとは1960年に、石油産業を独占していたアメリカの企業7社の、一方的な原油価格引き下げに反抗するために設立されたんだ。

現在ではむしろOPECが原油価格の主導権を握っていて、総会で行なわれる生産量や価格の取り決めには、世界の経済を左右するほどの影響力があるんだって。

たとえば、1970年代に世界経済に打撃を与えた2回のオイルショックは、第4次中東戦争やイラン革命といった政治的な混乱に便乗して、OPECが原油価格を引き上げたことによって起こったんだよ。

今月8日に行なわれた総会では、中国などの新興国による石油需要の世界的な上昇を背景に、サウジアラビアが石油生産量の拡大を提案したんだ。

しかし、イランとベネズエラの反対によって、ついに結論が出ず、生産量拡大は3ヶ月後の臨時総会まで見送りとなり、石油高騰が見込まれているんだって。

原発事故で火力発電に頼らざるを得ない日本にとっては、思わぬ痛手になってしまうかも...。

詳しくはコチラ→[頓挫したOPEC総会、勢力関係に異変]


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