ジャスミン革命
連日、新聞やテレビニュースで、中東諸国で大きなデモや暴動が相次いでいるのをよく目にするね。これらの暴動の始まりと言われる『ジャスミン革命』って一体どんなものなんだろう?
ジャスミン革命とは、北アフリカにあるチュニジアで起こった、市民革命のこと。チュニジアの国花であるジャスミンの名前がつけられたんだよ。
事件の発端は、2010年12月17日に、中部の都市シディブジドの路上で青年が、警察から受けた暴力に抗議するために、県庁前で焼身自殺を図ったことなんだ。
この事件を当時マスコミは報道しなかったんだ。でも、現場に居合わせた一般人によって、その事件の動画がfacebookに投稿され、多くのユーザーに爆発的に広まったんだよ。
チュニジア当局による情報規制も、facebookやtwitterには及ばないため、民衆は次々と革命のための情報を交換していったんだって。
だからこの革命では、ソーシャルネットワークの役割が大きいといわれているよ。
結果、以前から続いていた独裁体制への不満が、その自殺を機に爆発して、シディブジドでの数千人のデモへとつながったんだって。
大衆による暴動はついに、ベンアリ大統領を追放、23年間続いた独裁政権を崩壊させることに成功し、ジャスミン革命が達成されたんだ。
今月8日、パリ市議会では、焼身自殺した青年ブアジジの名前を冠した通りや広場を、パリに創設する議案を全会一致で可決するなど、世界に大きな波紋をよんでいるそうだよ。
この革命は、エジプトや、リビア、バーレーン、イエメンといった中東諸国に飛び火。現在、中国でも「中国茉莉花(ジャスミン)革命」の呼びかけが強まっているんだって。
まだ収まらない革命の波が、これから世界にどのような影響を起こすのか、じっと静観するしかないみたいだね。


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