2010年4月20日

人民元切り上げ

近頃、経済ニュースでよく見る『人民元切り上げ』だけれど、なんだか難しそうでスルーしてしまうんだよね...。ということで、今日のビジネス基礎用語は『人民元切り上げ』。


人民元切り上げとは、中国の通貨である人民元の交換レートを上げること。

従来、人民元は中国政府の方針で、円やドルのような変動相場制ではなく、固定相場制を取ってきた通貨なんだ。

「1ドル=8.27元」と固定されていたんだけれど、アメリカからの圧力、インフレ緩和といった要因で2005年に一度変動相場制を取り入れたんだよね。

それにより少しずつ人民元のレートは切り上がったのだけれど、2008年に「1ドル=約6.8元」となってからは再び固定されているんだよ。

しかし、ここに来て再びアメリカを中心に人民元切り上げの要求が出てきているんだ。

というのも、「人民元安=輸出品が安い」ということなので、世界不況にあえぐ先進国の中、中国ばかりが貿易黒字なのがおもしろくないわけだよね。

一方、中国国内でも人民元安のままでは、原油などの資源価格上昇でインフレを招く懸念があり、切り上げは時間の問題だと言われているんだ。

人民元が切り上げられた場合、日本では円高による輸出企業への打撃、中国企業による日本企業の買収の本格化、中国からの観光客増加などが考えられるそうだよ。

もはや世界に多大な影響を与えるようになった中国だけれど、まだまだ勢いは衰えることはないのだろうね...。

詳しくはコチラ→[人民元切り上げの影響:日本総研リサーチ・アイ(PDFファイル)]


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