2009年12月17日

トービン税

年末は何かとお金がかかるものだけど、今、欧米の間ではある課税制度の導入について議論されているようだよ。『トービン税』っていうらしいんだけど知っているかな?


『トービン税』とは国際金融取引への課税のこと。投機目的の短期的な取引を抑制するために課せられる低率の課税で、将来の金融危機にそなえて、救済資金として準備しておくのが狙いなんだって。金融・経済危機対策で財政赤字が膨らんだ先進国が、途上国の貧困・地球温暖化対策を支援する際の財源にしたいという考えもあるみたいで、特にイギリスのブラウン首相が強く提唱しているようだよ。

でも、このトービン税には世界各国が同時に導入しなければ効果が出ない、という問題もあるようだよ。というのも、非導入国がある場合に、投資家の資金が非導入国に集中的に流れる恐れがあるからなんだって。アメリカを中心に「自由な資本移動を妨げる」という批判もあるみたいだよ。

トービン税の導入することで、ますます肥大化しつつある国際金融を抑制できるかもしれないけど、失敗すれば逆に金融システムが不安定化するリスクもあるから、どの国も慎重にならざるをえないみたいだね。

本格的な導入が始まったら世界の投資家は猛反発しそうだけど、大丈夫なのかな。もう、今年も残りわずかなのに、またお金の話かと思うとげんなりしちゃうね・・・。


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