2009年10月14日

電子手形

少し前、株券が電子化されたけれど、日本ではついに『電子手形』というのもはじまるのだとか。

電手手形とは、電子記録債券法という法律にもとづいてつくられた決済サービスのこと。従来の紙の手形を電子化しようというもので、今のところは三菱東京UFJ銀行の子会社「JEMCO」という企業が運営するサービスなんだ。

たとえば、A社がB社にお金を支払いたいというとき。従来の手形決済であると、「A社からB社に手形を譲渡 ⇒ B社は受け取った手形を持って銀行で換金の手続き(手形割引) ⇒ 銀行側の審査 ⇒ 決済」という手間がかかってしまっていたんだ。

手形を持っているだけではお金と見なされず、換金の手続きには何日もかかり、さらに金額が100万円なら一括100万円でないと決済できない、譲渡、保管にコストがかかる、盗難のリスクもあるなどのデメリットがあったんだよ。

そのため、手形を使った資金繰りに困っていた中小企業が多かったのだけれど、電子化することで、FAXやネットでの即日決済が可能になり、保管費などのコストも削減できるんだ。また、換金額の分割もできるので、一定額だけ換金というのも可能になるんだよ。

これまでは、特に大企業が下請けの中小企業への支払いに手形を利用することが多かったそうなのだけれど、ホンダやJFE商事、パナソニックなどが電子手形の利用を検討しているんだって。

省コスト、時間短縮とくれば中小企業にとったら朗報間違いなし。このような中小企業への支援も、今後ますます活発になってきそうだね。

詳しくはコチラ→[電子手形って何?]


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