セーフガード
オバマ大統領が中国製タイヤに対して『セーフガード』を発動したというニュースを見たけど、これてどういう意味なんだろう?
セーフガードとは、特定の品目の輸入が急激に増えたときに、自国の生産者を保護する目的で取られる緊急輸入制限のことだよ。
セーフガードには3種類あって、全品目が対象となる「一般セーフガード」、繊維や繊維製品全般が対象となる「繊維セーフガード」、そして最後に、WTO(国際貿易機関)農業協定第5条に基づき、ウルグアイラウンドで合意され、貿易が自由化された農産物が対象となる「特別セーフガード」があるんだ。
輸入を制限することはGATT(ガット)と呼ばれる貿易の一般協定で認められていて、自国の産業に重大な損害をもたらすと認められると、各国の政府はセーフガードを発動することができるんだよ。
ただし、条件が満たされていないとWTOによって取り消しの命令を受けることもあるんだって。
3種類のセーフガードは、それぞれ発動条件や発動期間が異なるんだけど、発動されたときに取られる措置は同じようなものなんだ。一時的な輸入品の流入を抑えるために、関税の引き上げや輸入数量の制限といった措置が取られるよ。
今回のオバマ大統領は中国製タイヤに対して、前者の関税の引き上げをすると発表していて、それに対して中国が猛反発しているみたいだね。
今年は中国がドイツを抜いて、世界一の輸出大国になのではと言われているけど、輸出大国にとってはセーフガードは死活問題だね。
ちなみにセーフガードという英単語には、安全装置という意味もあるよ。






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