一澤帆布
昨日、人気ブランドの『一澤帆布』が休業を発表したそうだね。ここ数年はお家騒動でかなりもめていたそうだけれど、話は決着したのかな?
一澤帆布とは、京都にあるカバンの人気ブランド店。正式名称は一澤帆布工業株式会社と言うんだ。1905年に創業され、戦前から大工や植木屋など、職人用のカバンを製造していたんだって。
カバンは、当時の職人用カバンをもとに、帆布(はんぷ)という綿と布を使った生地でつくられているんだ。実用性はもとよりデザイン性が高く、耐久性も備えていることから若者を中心に人気を集めていたんだ。
しかし、2001年に3代目の一澤信夫氏が死去すると、その遺言をめぐり長男の信太郎氏と4代目であった三男信三郎氏との間でお家騒動が起こったんだよ。
というのも、会社の顧問弁護士に預けられていた遺言状(97年作成/信三郎に有利な内容)とは別に、信太郎氏が直接預かっていたとされる遺言状(00年作成/信太郎氏に有利な内容)が新たに出てきたんだ。
遺言状は作成された日付が新しい方が採用されるため、信三郎氏は信太郎氏の持つ遺言状は無効だと提訴したのだけれど、結果は敗訴。
そのため、信三郎氏は06年に職人を引きつれ新会社「信三郎帆布」を設立するんだよ。
そして、今度は信三郎氏の奥さんを原告にして再度提訴。結果、信太郎氏の遺言状は無効だという判決が下ったんだ。
現在、信三郎氏は一澤帆布の社長に復帰したのだけれど、信三郎帆布の人気も高く、当面は一澤帆布を休業するという話。それにしても、まるで昔話のようなストーリーだよ...。






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