2009年4月30日

IT情報強制開示

この前知ったのだけれど、なんでも中国政府が『IT情報強制開示』なる要求を中国国内の企業につきつけているらしいよ。それってどういうことなの?


IT情報強制開示とは、中国国内で流通しているITセキュリティ製品に対して、ソフトウェアのソースコード、ハードウェアの設計図を強制的に開示させるというもの。ソースコードというのは、ソフトウェアの設計図と言えるものなんだよ。

中国政府は、ソフトウェアなどへのコンピュータウィルスの進入防止を制度導入の理由としているようだね。

しかし、これがもし行われるとなると、製品の完全コピー、いわゆる海賊版製品が市場に出回ったり、ICカードやATMの暗号情報が読み取られてしまう可能性があったりと、悪用される可能性が指摘されているんだよ。

しかし、これに拒否すると製品の現地販売や生産、輸出ができなくなるようで、メーカーも撤退するかどうか非常に厳しい選択肢を迫られているんだって。

対象となる製品は、OSやルーター、データベースソフト、ID認証システムなどに限られてはいるものの、例えばマイクロソフトなんかには大打撃の制度みたいなんだ。

現在、日本やアメリカの政府が抗議して、制度のスタートは来年の5月からと、1年間の猶予はつけられたものの、制度の撤廃は考えていないみたいだよ。

中国としては、外国企業がいなければいないで国内の企業を伸ばすことができるし、強い立場にいられるのだろうね。なんだかやるせない話だよ...。

詳しくはコチラ→[中国のセキュリティ製品の強制認証措置について]


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