ホワイトスペース
最近テレビを見ていると、画面の右上に「アナログ」と表示されているね。そういえば、2年後にはアナログ放送は終わってしまうんだね。
そういえば、このごろ、放送関係の新聞記事を読んでいると『ホワイトスペース』という言葉をよく見かけるんだけれども、この『ホワイトスペース』っていったい何なのかな?
ホワイトスペースとは、テレビ放送用電波で「使われていない部分の電波」のことだよ。
日本では、テレビ放送用の電波(VHF、UHF)を、40チャンネルほどの周波数に分けて各放送局に利用免許を与えているんだ。けれども、電波の混信を防ぐために、実際に放送されているのは、10チャンネル程度なんだ。
残りのチャンネルは、電波の未使用部分として残っていて『ホワイトスペース』と呼ばれているんだ。これは、世界各国で同様の状況にあるんだよ。
最近、このホワイトスペースを利用しようとしている機運が、特に米国で盛り上がっているんだ。というのも、このホワイトスペース帯の電波は、雨や障害物に強く、電波が隅々までよく届き使い勝手が良いので、新しいブロードバンドインフラを整備できるかもしれないなど、様々な使用用途があるからなんだ。
米国では、これまでマイクロソフト、グーグル、デル、ヒューレット・パッカードなどのハイテク企業が、このホワイトスペースの開放を、電波関連事業を統括する「連邦通信委員会」に求めていて、2008年、免許不要でホワイトスペースを利用することが可能になったんだ。
日本でも、このホワイトスペースの利用が検討されているみたいだね。ただし、米国のようにケーブルテレビ網が整備されておらず、多くの世帯が地上放送を直接受信しているのが日本の現状。だから、米国よりも、新しい電波が混信を招く可能性が高いので、慎重な議論が求められているみたいだね。






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