2009年2月 4日

銀行保有株

日銀が銀行保有の社債やコマーシャルペーパー(CP)などの買い取りに加えて、銀行保有株も4年半ぶりに買い取ると発表したね。でもこれっていったいどういうことなの?


銀行保有株とは、その名のとおり全国の銀行が保有している株のこと。銀行は企業の株や社債、CPなどを購入して運用して資金を増やしたり、企業経営を支えたりしているんだ。

だけど、そういった金融商品にはかならずリスクが付きまとうよね。だから現在のように景気が悪化すると、株価が下落する恐れが大きくなるから、銀行は株を保有したがらなくなる。株が値崩れしたときには大きな損失が出てしまうからね。

そういったリスクを恐れる銀行は、行動にブレーキがかかり、新しい融資を行ってさらに傷口を広げることを恐れて貸し渋りをしてしまう。貸し渋りが起きると企業は資金を調達できなくなる。資金を調達できなかった企業は経営が悪化してさらに株価を下げることになってしまう。

だから日銀は、銀行保有株を買い取ることで、損を恐れる銀行のいわば安全弁になって貸し渋りを防ぎ、銀行が企業にどんどん融資ができるようにするんだね。

でもここでひとつ疑問なのは、「日銀のリスクはどうなのか?」ってことだよね。これに対して日銀は、2017年9月までに長期的に買取株を処分する、と返答しているよ。

もし損失が出てしまった場合は公的資金で穴埋めするのではないか、そもそも日銀がそこまで手を出す必要があるのか、という批判もあるね。

話が政治に絡んでくると肯定否定入り乱れるけれど、一市民の僕としてはとにかく景気がこれ以上悪化しないことを望むばかりだよ・・・。

詳しくはコチラ→[http://www.asahi.com/business/topics/TKY200902030420.html]


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