2009年2月 2日

バッドバンク

今、アメリカでは金融安定化政策のひとつ『バッドバンク』を設立するかどうかで揺れているらしいよ。この動きを受けて株価も上下しているようだけれど、どんな政策なのかな?


バッドバンクとは、金融機関の不良資産を買い取る専門の銀行のこと。

この不良資産というのは、たとえば住宅ローン証券化商品などを指すのだけれど、そうした価値の毀(き)損した証券には誰も買い手がつかないんだ。そのため、実際どれだけ価値が下がったのか値踏みすることができないんだよね。

すると何がまずいかと言うと、企業の資産というのは「資本(優良資産)+負債(不良資産)」で算出するのだけれど、今の状態だと負債の部分が確定できていないため、現在どれだけの資産状況なのか銀行自身も把握できないんだよ。

資産状況が不透明なため、銀行も貸し渋りを続けているのだけれど、バッドバンクを設立することで不良資産が消え、銀行は貸し渋りから脱却 ⇒ 金融融資の拡大で経済再生! というシナリオを描いているんだって。

ただし、不良資産の買取価格の設定や設立期間の問題、財源や運営主体をどこにするかなど、まだまだ課題がたくさんあり、賛否両論なんだよ。

たとえば、不良資産がなくなったとしても、経済状況が回復しなければ国が不良資産を抱え、そのツケが税金として国民にまわってくるという連鎖にもなりうるらしいんだよね。

最大で4兆ドルかかるとも言われている一大政策だけれど、アメリカがどんな判断を下すのか、気になるところだね。

詳しくはコチラ→[http://diamond.jp/series/zai_hirose/10016/]


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