2009年1月20日

春闘

今日のビジネス基礎用語は『春闘』。年が明けると新聞などでよく見かける言葉だけれど、いったいどんな意味なのだろうね。


春闘とは、正式には春季闘争といい、2月から3月頃にかけて各企業の労働組合が一斉に賃金引上げなど労働条件の改善を求める運動のこと。なぜ一斉にするかというと、理由は日本の労働組合の組織体系にあるんだ。

というのも、欧米の労働組合は「産業別」に組まれているので成果を上げやすいのだけれど、日本は「企業別」に組合があるんだよね。そのため、どうしても力が弱くなり、なかなか要求がとおることがなかったんだ。

その弱みを克服するため、1955年にはじまったのが春闘なんだよ。各社の労働組合が団結することで訴求力を高めようという目的があるんだね。

まずは自動車や鉄鋼、電気機器などの大手製造業から電力会社などの非製造業が交渉に入り、その年の労働条件の方向性が決まり、その後に中小企業や公務員の春闘がはじまるという流れなんだよ。

けれど、最近では景気の悪さや成果主義を導入している企業も増えてきていることなどから、その意義が低下してきていると言われているね。

また、その主な目的も賃上げから雇用維持や労働時間短縮に変わってきたみたいなんだ。

今年の争点は、言うまでもなく雇用の安定化。ただ、それに加えて例年にない積極的な賃上げを押し出していくそうだけれど、厳しい戦いになりそうだよね。

詳しくはコチラ→[春闘:Yahoo!ニュース]


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