水ビジネス
プラントメーカーやゼネコン、商社など約30社が「海外水循環システム協議会」という組織を設立するらしいね。政府もこれに協力するらしいんだ。
どうやら官民一体となって『水ビジネス』に取り組むみたいだね。『水ビジネス』っていったいどんなビジネスなのかな?
水ビジネスとは、水不足の地域などで、海水を淡水化したり、下水排水処理技術を駆使したりして行うビジネスのこと。例えば、水不足が懸念されている中東やアフリカ、中国などでは、海水を処理して飲用水を作り出すためのプラントが建設されているんだ。
今、水不足は世界的に深刻な問題なんだ。地球温暖化や、人口増加、経済発展による農工業用水の需要増などを原因として、2025年には世界の全人口の3分の2が水不足の危機に陥ると言われているんだ。
このような予想を背景に、現在、水ビジネスは急成長中なんだ。水ビジネス市場は、2025年には世界全体で100兆円に拡大すると見込まれていることから、世界中の企業がその動向に注目し、多くの企業が新たにこのビジネスに参入しているんだ。
もちろん、日本企業もこのビジネスに注目。日本の化学繊維メーカーは、水処理向け濾過膜技術で世界トップを誇り、水処理プラント建設も有数の技術を持つ企業が複数あるんだ。日本企業は、水処理に関する単独技術では世界でも目立った存在なんだよ。
けれども、総合的なビジネス力では、施設建設から一般家庭への給水、排水処理まで手がける欧州「水メジャー」とグローバル企業には全く歯が立たない状態なんだ。
そこで、欧州水メジャーに対抗できるよう、今回、日本の大手繊維メーカー、プラント会社、建設会社、約20社がタッグを組み、「和製"水"メジャー」を作ろうとしているんだ。政府もこの取り組みを後押ししているみたいだね。






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