空売り
新聞を見ていると、飛び込んできた「空売り規制強化」の見出し。このところの金融不安を受けての対処のようだけれど、『空売り』っていったいどんなものなのだろうね。
空売りとは、投資家が証券会社を通して借りた株を売り、定められた期限内(最長6ヶ月)に買い戻すという信用取引のこと。売ったときと買い戻したときの差額で利益を得るというものなんだよ。
例えば、「証券会社から借りた株を10万円で売る」→「ころあいを見て8万円で買い戻す」=「2万円の利益」というような具合になるんだ。
ただし、売った後でも株価が上昇し続ける場合もあるので、この方法は、特に株式市場が下落傾向にあるとき有効な取引なんだね。
この仕組みが最近の株価の急落を促進しているということで、政府は予定よりも前倒しで空売り規制を開始したんだ。
具体的には、裸売り(ネイキッド・ショート・セリング)という証券会社から株の借り入れなしで売ってしまう裏技を禁止。また、過去の空売りの違反なども摘発していくんだって。
ちなみに、裸売りがどうしてまずいかというと、株式を借りるという手続きをふまない(株が手元にない)取引のため、1つの株に対して複数の借り主が出てきてしまうんだよね。そのため、投資家は大量に空売りができ、これが価格操作に使われることもあるんだって。
不安が不安を呼ぶのか、株式急落...。これがひとつの契機となって改善されていけばいいのだけれど、どうなることやらね。






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