再生医療
ここのところ、『再生医療』という言葉をよく聞くようになったよね。新聞やテレビでも特集を組んでいるのを見たことがあるけれど、どういったものかわかるかな?
再生医療とは、四肢や内臓などの組織を病気やけがで失ったり機能しなくなったりしたのを、人体の再生力を利用して治療する医学のこと。実際には、患者自身や他人から摂取した細胞を使うんだ。摂取した細胞をシャーレの上で培養して患者へ移すといった手順で行われるんだね。
例えば、やけどで傷ついた皮膚の代わりに、培養した皮膚を使ったりする治療や、白血病患者に骨髄移植したりする治療があるのだそうだよ。
日本では07年、「ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング」がやけど治療ではじめて承認を受け、実用化されたんだって。
また同年、京都大学が、iPS細胞という体のどんな組織にも培養できる人工細胞をマウス実験で成功させたということで、人間にも応用できないか注目が集まっているんだ。けれど、iPS細胞をつくる際のウイルスが、がんを引き起こすことが確認されていて、実用化にはまだ時間がかかりそうという話だよ。
ちなみに、欧米では90年代から皮膚や軟骨の治療を行っているようで、おとなり韓国も01年から軟骨医療が許可を得ているんだよね。
この再生医療、今後は外科手術や投薬治療が難しい心筋梗塞治療への応用が期待されているらしいけれど、身近なところではシワとりにも応用できるそうだよ。便利...。






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