2008年10月 4日

サリドマイド

『サリドマイド』という医薬品を知っているかな?薬害事件を引き起こし、現在は販売中止になっているのだけれど、厚生労働省がこれに再び販売許可を出すそうなんだ。一体、どういうこと?


サリドマイドとは、1957年に西ドイツが開発、販売した睡眠薬のこと。当初は安全で副作用がない薬といわれていて、例えば妊婦さんがつわりや不眠症の改善のために服用していたんだって。

しかし、実際は薬品に高い毒性が含まれており、特に妊娠初期の妊婦が服用すると奇形児が産まれてくることが確認されたんだ。

開発もとの西ドイツはもとより、各国でこの被害者が出てしまったんだよね。日本でも「サリドマイド事件」として300人以上の被害者が出てしまったため、62年からこれまで販売中止となっていたんだよ。

それが今回許可が出ることになるらしいのだけれど、その理由はサリドマイドががんの治療薬として注目を集めているからなんだ。主に鎮痛剤としての効果を発揮するということで、研究が進んでいるんだって。

ほかにも、エイズウイルスの増殖抑制、ハンセン病患者の治療薬として効果が認められていて、アメリカやブラジルではサリドマイドの販売が許可されているんだ。そのため、日本から外国経由で個人輸入している人も多く、このこともサリドマイド解禁の要因になったらしいね。

強い副作用の一方、それを必要としている人がいるというのも事実。正しい認識と用途で使用できるようにしないといけないね。

詳しくはコチラ→[サリドマイド被害]


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