官製不況
この前、使っていた携帯電話が壊れてしまって機種変更をしに行ったら、携帯電話が一台四万円以上の値段でびっくりしたよ。この価格のせいで携帯電話の価格も落ち込んでいて、『官製不況』といわれているけど、それってどういう意味なのだろう。
官製不況とは、政府が打ち出した法律や行政規制によって、特定の産業のみならず国の経済に著しく悪影響を及ぼし、企業の業績悪化や景気の低迷を引き起こすことだよ。
政治目的の達成のための性急な政策、消費者保護や法令遵守を重視した法律、行政規制の改正などが原因となっているんだ。主に後者二つが原因となっていることから「コンプライアンス不況」とも呼ばれているよ。
卑近な例では、総務省からの携帯サイトの未成年に対する閲覧制限や携帯電話の割賦販売方式が導入されたことで動向が見守られていたけれど、最近になって携帯電話料金の値上がりによる購入台数の激減という形でその結果が徐々にあらわれてきたんだ。
こうした官製不況の背後には、国民からの要望による法令の改正などがあって一概には政府に全ての原因があるとは言えないのだけれど、対策導入後の運用のための審査がIT時代の産業発展速度に見合わないほどに非効率であるために官製不況といわれても仕方がないという批判もあるよ。
こういった官製不況を止めるために、早急に政策を打ち出さずに、その前に政府は政策が及ぼす影響を良いことと悪いことを含めて考える必要があるね。






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