2008年7月23日

基礎的財政収支

平成11年度の『基礎的財政収支』が赤字となる見通しだというニュースが新聞の経済面のトップに載せられていたね。この『基礎的財政収支』ってどんな数字のことなの?


基礎的財政収支とは、プライマリーバランスとも呼ばれ、行政サービスに使う政策的経費を毎年の税収などで賄えるかどうかを分析する指標のことなんだ。国際などの公債発行で入ってくる収入や、その償還のための支出は除かれているんだ。国や地方自治体の単年度の収支を表す指標と考えていだろうね。

国と地方を合わせた基礎的財政収支は、バブル崩壊後の税収減と景気対策による歳出増でとずっと赤字続き。特に、国の収支は平成4年を境に大幅な赤字が続いていて、財政状況は逼迫しているんだ。この赤字分は、新しい公債発行で補っているため、次の世代に借金が受け継がれているということになるんだ。

政府は06年の骨太の方針において、11年度の基礎的財政収支を黒字化することを目指していたみたいだけれども、このたび、11年度の赤字は約3.9兆円になるとの試算を提出したんだ。黒字化が見込めなくなった原因としては、急速な原油高、米国経済の減速などで、設備投資や個人消費が予想を大きく下回ることが確実となったことにあるみたいだね。

大田経済財政担当相によれば「財政再建のためには、歳出削減と成長と増税の3つの手段の組み合わせしかない」とのこと。このまま行けば、将来は、更なる社会保障費のカットと、消費税の増税を避けられそうにもないだろうだね。

詳しくはコチラ→[基礎的財政収支]


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