2008年6月30日

CEO

すっかり定着した感のある『CEO』という肩書き。でも、これって社長とどう違うのかな?


CEOとは、"Chief Exective Officer"の略で、日本語では「最高経営責任者」と呼ばれ、米国で定着している組織上の肩書きのこと。米国型企業において、経営実務に責任と権限を有していて、経営の方針や企業戦略の決定を行うのが主な役割なんだ。

米国型コーポレートガバナンスでは、企業の「所有」と「経営」を分離して考え、所有者(株主)を代理する取締役会が、業務執行を行う執行役員を任命・監督するという形態となっているんだ。この執行役員のトップを務めるのがCEOなんだよ。つまり、CEOとは、取締役会という最高意思決定機関に任命された、経営という実務を司るスペシャリストのことなんだよ。

日本では、まだまだこのような制度はしっかり整備されていなくて、CEO=社長という意味で使われている場合が多く、両者の役割にあまり差はないことが多いようだね。

ちなみに、日本の商法にはCEOに関する規定は存在しなかったんだけれども、2003年施行の改正商法で、「代表執行役」「執行役」が設置できるようになったみたいだね。

CEO、CIO、COO、CFO、CLO・・・アルファベットばかりで、何のことやらわからなくなってしまうなぁ・・・。

詳しくはコチラ→[社長とCEOってホントのところどう違うの?]

2008年6月27日

ブランド和牛

岐阜県の食肉卸販売業の丸明が等級の低い肉を飛騨牛として販売していたという問題が世間をにぎわせているよね。等級という言葉が使われているけれど、『ブランド和牛』の基準っていったいどんなものなのだろうね。


ブランド和牛とは、産地、血統、肉の格付け、飼育法などから一定の基準を満たしている和牛につけられる名称。松阪牛、神戸牛、前沢牛、米沢牛などなど、聞いたこともあるよね。

肉質の格付けは日本食肉格付協会というところが行うらしいのだけれど、この格付けには2つの等級が使われるんだ。

まず1つが歩留(ぶど)まり等級で、これは上から順にABCのランクでつけられるんだよね。骨や内臓などを取り除いたあと、1頭の牛から取れる肉(枝肉)の量が多いほどランクが高いんだって。

もう1つは肉質等級といって、上から順に5~1のランク付けがされるんだ。こちらは、しもふり具合や肉の色などから判断した肉の質を表すんだよ。

たとえば今回あがった飛騨牛ならば、「岐阜県内で14ヶ月以上飼育された黒毛和種で、格付けが5等級~3等級のもの」をいうんだ。

ブランド牛は人気が高いため、今回の事件のように、業者が産地などを偽装してブランド和牛の名前をつけるということもあるみたいなんだよね。

ただ、日本には100種類以上のブランド牛があるようで、消費者にはブランドに惑わされない価値観というのが必要とされている時代なのかも知れないね。



詳しくはコチラ→[日本一美味しいブランド牛とは...?(教えて!goo)]

2008年6月26日

ダビング10

ここ最近、『ダビング10』に関してもめていたけれど、ついに7月からはじまるらしいよね。これがはじまるとなにがどう変わるかわかるかな?


ダビング10とは、デジタル放送(地デジやBS)の番組を録画する際にコピー9回とムーブ1回できるという制度。ムーブというのはHDDレコーダーなどの録画機で録画したコンテンツをDVDなどの媒体に移すとき、録画機の映像を消しながらコピーをすることなんだ。

従来までの録画制度はコピー・ワンスといって、このムーブ1回だけしか許されていなかったんだよね。そのため、ダビングに失敗したときはどちらのデータもなくなってしまうということも起こってしまっていたんだよ。

そうしたことでユーザーからも非難の声が上がり、見直された制度がダビング10。これによってバックアップ用のDVDがつくれたり、ダビングに失敗してもリトライできたりすることが可能なるんだ。

ここのところ報道されていたけれど、この制度でもめていたのは、著作権団体がメーカー側に補償金の支払を求めたからなんだよね。メーカーとしては補償金を認めてはこの先、支払に際限がなくなるということで反対。で結局、著作権団体が結論を先延ばしにすることで決着したようなんだ。

ということで、ダビング10の開始は7月4日から。ユーザーにとっては助かる話だよね。とはいえ、このような制限が設けられているのは世界で日本だけというから、なんだかなぁ...と考えてしまうよね。

詳しくはコチラ→[「ダビング10って、何が問題なんですか?」 ]

2008年6月25日

エンゲージメント

この前会議に参加していたら『エンゲージメント』という言葉が出てきて、他の人にも聞くのが恥ずかしくて困ってしまったよ。会議に出ている人はよくこんな経験があるんじゃないかな。


エンゲージメントとは、「絆」や「良質な関係構築」を意味する言葉で、簡単に言えば広告コミュニケーションの世界において、企業が消費者といかにして良質な関係を築くかという概念のことだよ。

昨今の社会はインターネットの普及などによるIT革命で情報が氾濫する世の中になり、広告業界ではインパクトの強い広告を作って、いくら消費者に訴えかけても周囲の情報の多さに消費者が混乱して、広告の意義が無くなってしまうという自体になってしまったんだ。

そこで、広告業界はこれまでの一方通行的な情報発信から、消費者に企業が提供する商品に関わるエピソードや商品への思いいれを知ってもらうことで、その企業への信頼感や共感を得てもらい、それをもとに商品を指名購入してもらえるような関係を築くという方針へ方向を転換したんだって。

そういう背景があって、これまでのいかに広告を消費者に見せたかという指標ではなく、いかに消費者に広告を認知させたかという指標が必要という考えからエンゲージメントの概念が生まれたそうだよ。

ただ、あちらこちらで言われているようにエンゲージメントの概念に明確な定義がなされていないために説明を求められると、答えに窮してしまう人も多いみたいだね。そういうわけで、エンゲージメントの定義がさかんに求められているよ。

詳しくはコチラ→[ MarkeZine(マーケジン)]

2008年6月24日

ETF

最近、個人投資家の間で『ETF』が新しな投資対象として注目されているらしいね。なんでも東京証券取引所に金の『ETF』が上場すると聞いたけれども・・・。『ETF』って何なのかな?


ETFとは、「Exchange Traded Fund」の略で、証券取引所で取引可能な「投資信託」のことなんだ。指数連動型上場投資信託ともいうこともあるね。2001年に初めて登場したんだよ。

このETF、投資信託なんだけれども証券取引所に上場されていて、TOPIXや日経平均などの株価指数や商品価格、商品指数などの指数(インデックス)に連動するようにつくられていてるんだ。

個別銘柄のように4桁の証券コードが割り当てられているので、証券会社を通して株と同じように売買することが可能なんだ。

通常の投資信託と異なる特徴としては、

1.普通の個別株と同じように成り行きや指値で注文ができること。
通常の投信とは異なり、ETFは証券取引所の取引時間中ならば、株式と同様にリアルタイムで取引できるんだ。

2.低コストで運用できるということ。
売買手数料は証券会社によって異なるんだけど、通常の投信より信託報酬が低めに設定されてるため低コストでの運用が可能なんだよ。

今回の金現物連動型ETFを皮切りにETFでは他の国に比べて遅れていると言われている日本でも今後急速にETFが浸透してくるのではと言われているよ。

低コストで運用可能で、機動力もあるETF。これから個人投資家の間にどんどん広がっていくのだろうね。

詳しくはコチラ→[ETFについて]

2008年6月23日

EU

今日の基礎用語は『EU』。洞爺湖サミットでに『EU』の議長が参加するみたいだね。投資をしている人には、『EU』の貨幣であるユーロもお馴染みの言葉だよね。そういえば、『EU』っていったいどんな組織なんだろう?


EUとは、『欧州連合』という機構で、1993年に誕生した欧州27カ国が加盟する国家連合体・統合体のことなんだ。それまでのECによる経済的協力関係だけではなく、さらなる経済通貨統合を進めると共に、共通外交安全保障政策、司法協力など、より幅広い協力を目指して作られた組織なんだ。本部はベルギーの首都ブリュッセルに置かれているよ。

EUは、加盟国の国家主権の一部を委譲し、加盟国の政治的・経済的統合を進めていくことを目標としているので、機構の権限は従来の国際機関とは比較にならないほど強化されているんだ。特に経済分野では、EUがまるで国家のごとく、第三国と交渉を行ったり、協定を締結したりしているんだよ。

すっかりお馴染みのユーロとは、このEU加盟国の15カ国で流通している貨幣のこと。ユーロを導入することにより通貨交換が不要になるので、加盟国間でのヒトやモノの移動がスムーズになるなどのメリットがあるんだ。また、通貨交換も不要なので、両替手数料も削減できるんだよ。ユーロが流通しているは、「ユーロ圏」と呼ばれ、大きな単一市場としての存在感を示しているんだ。

創設から10年以上たって、大きな存在感を示すようになったユーロ。これからもどんどん拡大していき、加盟国を増やしていくのだろうね。

詳しくはコチラ→[EU]

2008年6月20日

青少年ネット規正法

最近、『青少年ネット規制法』が成立したみたいだね。これっていったいどんな法律?誰が規制の対象となるのかな?


青少年ネット規制法とは、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境整備法」の通称で、インターネットの有害情報から18歳未満の子供を守るための法案のことなんだ。「有害サイト対策法」とも呼ばれることもあるね。

この法律、携帯電話会社やネット接続会社に対し、18歳未満の子どもが使う携帯やパソコンに有害サイトの閲覧を制限するフィルタリング(閲覧制限)サービスの提供を義務付けるという内容なんだ。携帯電話会社はフィルタリングサービスを、パソコンメーカーはフィルタリングソフトの組み込みを行わなければならいないんだ。

有害情報は大きく分けて、「自殺や殺人を誘因する情報」「わいせつ情報」「残虐情報」の3つがあるんだ。これらの情報の詳細・判断基準などについては、民間の第三者機関「フィルタリング推進機関」が決定するみたいなんだ。ちなみに、この「有害情報」については、『何をもって有害と決定するのか曖昧だ』などの批判が挙がっているみたいだね。

今回の法案は「しっかり議論されていない」「表現の自由の規制だ」「実効性に疑問」と批判が多いみたいだね。僕らもインターネットの使用者として、法律をしっかりと理解しなければならないよね。

詳しくはコチラ→[青少年ネット規正法のまとめ]

2008年6月19日

睡眠不足症候群

「最近、昼間の眠気が強くてだるいんだよね」なんて話を同僚にしたら、「それって『睡眠不足症候群』じゃない?」なんていわれたんだ。テレビで特集も組まれていたらしいんだけど、『睡眠不足症候群』ってなに?


睡眠不足症候群とは、慢性的な睡眠不足のために、日中の過度の眠気、集中力の低下、活力の低下などが起こってしまう睡眠障害のこと。

平日には5時間以下の睡眠なのに、土日などの休日には10時間以上も寝だめをするという人に多く見られる症状らしいんだ。特に、仕事をきっちりこなすまでは絶対に寝られない!というようなマジメな人に起こりやすいんだって。

眠気のほかに注意散漫、倦怠感、いらいら感などなど、二次的な症状もあらわれてくるため、仕事でも作業効率が低下してしまうんだよ。そのために、仕事を家に持って帰るはめになりまた睡眠不足...という悪循環もできてしまうんだよ。

また、病院で検査をしてみても体の機能には以上は見られないんだよね。だから、習慣的な睡眠不足という原因に自覚のない人が多いのもこの症状の特徴なんだよね。

対策としては、やはり早めに帰って充分な睡眠(6時間以上が目安)を取ること。ちょっと最近かったるいなぁ...なんて思っている人は、自分の生活習慣を振り返ってみると良いかもしれないね。

ちなみに、当社発行の6月新刊『仕事の疲れ予防法!』にも睡眠について詳しく書いてあるので、気になる人はぜひ!

詳しくはコチラ→[仕事の疲れ予防法!]

2008年6月18日

災害用伝言板サービス

最近、大きな地震が各地で起きていて怖いね。先日も岩手・宮城地震があったけど、その時には携帯電話の『災害用伝言板サービス』が非常に役に立ったそうだよ。


災害用伝言板サービスとは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯3社が提供している、日本国内で震度6弱以上の地震など大規模な災害が発生した時に、自身の安否情報を伝言板に登録できるシステムのことだよ。

具体的なサービスは、100字程度のコメントを登録したり、登録時の状態を「無事です」「被害があります」など数種類から選んで知らせられたり、事前に設定しておいた相手に自動的にメールが送信されたりといったものがあるみたいだよ。だけどキャリアによって多少サービス内容は違うんだって。

もともとは、音声サービスがメインだったけど、通信網への負担が増えるとのことでネット経由の文書での伝言が導入されたんだ。
今回の地震時の伝言登録数は、文書での登録数が約4万6000件に達したらしいよ。これは音声の伝言の登録数の2倍近くなんだって。

こうした便利さの反面、このサービスは各社が別々に提供していて、被災した知人などが加入している携帯会社が分からなければ、複数社のサイトに接続して伝言を探す必要があって、ネットに不慣れな人には大きな負担になるなど、問題点も浮上しているよ。

利用者が利用しやすいようなサービスを携帯各社が提携して作ることが求められるね。

詳しくはコチラ→[iモード災害用伝言板サービス | お知らせ | NTTドコモ]

2008年6月17日

副都心線

6月14日、東京メトロ『副都心線』が開業されたよね。池袋、新宿、渋谷という商業都市を結ぶ路線だけれど、これによって商圏の人の流れが変わるかもしれない、という話を聞いたよ。


副都心線とは、埼玉県の和光市駅~渋谷駅までを結んだ地下鉄線で、正式名称は13号副都心線というんだ。この路線のウリは、池袋、新宿、渋谷の大都市を一本で結んだところなんだよ。急行を使えば11分で池袋-渋谷間を移動できるんだって。

この開業によっていわれているのは、商圏の変化。特にデパート間での競争がより激しくなるらしいよ。副都心線を使えば、いままで埼玉方面から池袋のデパートを利用していた人も新宿や渋谷に乗り換えなしで行くことができるんだよね。

特に、新たにできた新宿三丁目駅周辺には三越、伊勢丹、高島屋などの百貨店が並ぶため、そこに人が流れてしまうことが懸念されているんだよ。守る池袋・渋谷、攻める新宿という構図になるみたいなんだ。

それに加え、2012年には渋谷から横浜方面につながる東横線などと直通で結ぶ予定もあるため、神奈川の人たちもこの商圏競争の対象になっていくのだろうね。

これによって副都心の更なる活性化が期待できるけれど、都心である東京の東側は何か対策が必要になってくるかもしれないね。それはそうと、東京には地下鉄が張り巡らされているけれどそんなに穴掘って大丈夫なのかなぁ...。

詳しくはコチラ→[世界一早い!副都心線駅巡り]

2008年6月16日

コンプライアンス

今日の基礎用語は『コンプライアンス』。雑誌や経済新聞でよく目にするよね。この『コンプライアンス』っていったい何のことなのかな?


コンプライアンスとは、企業活動において、法令などのルールや社会規範を守ることを指すんだ。コンプライアンスは、complianceと綴り、comply(法令などを守る、遵守する)の名詞形なんだ。日本語に訳すと「法令遵守」となるんだよ。

企業が守るべきルールは、民法や商法、独占禁止法などの法律のみならず、営業活動や市場競争の公正さ、消費者などへの情報公開、職場環境、公務員や政治家との関係などの倫理的、社会的規範なども挙げられるんだ。

近年、コンプライアンスの重要性が叫ばれている理由は、食品の偽装や、マンションの手抜き工事などによって、売上が落ち込んだり、信頼が失墜したり、会社がなくなってしまったりと、不祥事が企業経営に大きな影響を与えた事例が頻発していることにあるんだ。

コンプライアンス確保に関する企業の具体的な取り組みとしては、社内ルールの確立や業務マニュアルの整備、違反行為を早期に発見して是正できるマネジメント体制の構築などが挙げられるんだよ。

詳しくはコチラ→[コンプライアンス]

2008年6月13日

問責決議

先日、参議院で福田首相に対する『問責決議案』が提出されたみたいだね。この『問責決議案』っていったい何?


問責決議案とは、参議院で政府や大臣の責任を問うための決議のこと。内閣総理大臣や国務大臣について、不適任だと判断したときに、参議院で決議されるんだ。

この決議が可決されても法的拘束力は発生しないのだけれども、国会審議が困難になり、大臣が辞任に追い込まれることもあるんだ。

参議院には、衆議院のような内閣不信任決議権が存在しないので、この問責決議案を政権の政治責任を問う代替手段としていてみたいだね。

今回、野党が問責提出を行った理由は、野党各党が提案した後期高齢者医療制度の廃止法案に自民、公明の与党が反対したことにあるらしいんだ。

これまで、幾人もの総理大臣や国務大臣への問責決議案が提出されてきたのだけれども、総理大臣への問責決議が可決されたのは、現行憲法の下で初めてみたいだね。

問責決議案の可決が、今後、どのように影響するのか。サミットもあることだし、福田首相には内外に対して毅然とした態度、行動を示してもらいたいところだね。

詳しくはコチラ→[問責決議案]

2008年6月12日

置き菓子

いま、各会社のオフィスで『置き菓子』なるものが流行っているんだってね。甘いものから健康食品まで幅広く扱っていると聞いたけれど...。


置き菓子とは、業者がオフィスにお菓子を売る専用の箱を設置し、販売するというサービスのこと。利用者は、決まった金額(100~200円程度)を支払って商品を取り出すんだ。この手軽さがビジネスマンやOLにうけて、置き菓子全体の売り上げは年間30億にもなるという話だよ。

これは、子供向けのお菓子の売り上げが振るわないなか、お菓子の売り上げの2割がオフィスにあることへ注目したグリコがはじめたビジネスなんだって。

ボックスの設置、商品を補充、代金の回収と、必要なのはそれだけだから人件費もかからないため、各メーカーも続々と参戦をしているんだよ。

グリコは商品をすべて100円で、森永乳業は専用の冷蔵庫を設置してヨーグルトや牛乳を販売するなど、他社との差異化を図っているんだ。

また、商品のラインナップとともに、設置費無料など、ボックスを置くオフィス側の手間がかからないことも人気の理由らしいよ。

僕もちょっと眠いときや気分を変えたいときにガムを噛むことがあるけれど、オフィスのお菓子需要ってとても大きいよね。ちなみにこの置き菓子、意外なことに利用者の7割は男性という話だよ。

詳しくはコチラ→[置き菓子 オフィスグリコ]

2008年6月11日

洞爺湖サミット

開催1ヶ月前となったことで、新聞やテレビで『洞爺湖サミット』について報道されることが多くなってきたね。この『洞爺湖サミット』っていったいどんな国際会議なの?


洞爺湖サミットとは、今年の7月7~9日にかけて、北海道の洞爺湖町で行われる国際的な首脳会議のこと。日、米、英、仏、伊、独、加、露の8カ国首脳と欧州連合(EU)委員長が議論するんだよ。今回のホストは開催国でもある日本で、議長を務めるのは福田首相なんだ。

そもそもサミット(先進国首脳会議)とは、G8及びユーロの委員長が、経済・社会問題を中心に、国際社会が直面している様々な課題について、非公式かつ自由闊達な意見交換をして、その成果を宣言としてまとめる会議なんだ。1975年から、開催地を変えながら毎年行われているんだよ。

今回の洞爺湖サミットのテーマは、

(1)温室効果ガス削減についての合意形成が目標とされる「地球温暖化対策」

(2)経済成長や止まらない貧困など良いことも悪いことも多くある「アフリカ問題」

(3)北朝鮮、イランなどの動向に注目が集まっている「核不拡散・テロ対策などの政治問題」

(4)知的財産権保護、新興国の台頭、資源問題などが重要な課題となっている「世界経済」

以上の4つなんだ。

見るからに屈強そうな世界各国のリーダーたちと対峙して、福田首相がどこまでリーダーシップを発揮できるのだろうね。僕はちょっと心配だなぁ...。



詳しくはコチラ→[洞爺湖サミット]

2008年6月10日

スピード社

先日行われた競泳ジャパン・オープンで、北島康介選手をはじめとした北京五輪の代表メンバーたちが『スピード社』の水着を着て日本新を出しまくったらしいよね。スピード社、いったいどんな会社なのだろうね...。


スピード社とは、イギリス発の世界的なスポーツメーカー。日本では、ミズノがライセンス契約をして製品の販売をしていたんだ。けれど昨年に契約終了したため、三井物産が引き継ぎ、現在はゴールドウィンが製品の開発・販売を受託しているんだよ。

このライセンスの異動によって、ミズノはスピード社製品を扱えなくなってしまったのだけれど、北島康介選手などの競泳選手たちは、引き続きミズノとスポンサー契約を結んでいるんだ。

さらに、日本水泳連盟の取り決めで選手は水泳連盟の公認メーカー(ミズノ・デザント・アシックス)の水着を着なくてはいけないと決まっているため、選手達はミズノ製の水着で大会に出ていたのだけれどあまり成績が振るわなかったんだって。

そこで今回試験的に使ったのがレーザー・レーサーというスピード社の水着。NASAなどと3年かけて共同開発したものらしいのだけれど、前述の大会では15の日本新と1個の世界新という驚くべき記録が連発されたんだよね。この記録を受けて、日本水泳連盟もルールの見直しを考えているらしいんだ。

契約関係でもめる部分もあるだろうけれど、速いんだったら使わせてやれよ、といいたくなってしまうね。

詳しくはコチラ→[Speedo - Index]

2008年6月 9日

外貨準備高

財務省の発表によると、5月末の『外貨準備高』が4ヶ月ぶりに1兆ドル割れしたみたいだね。って、この『外貨準備高』っていったいなんのこと??


外貨準備高とは、国が保有している外貨や金の合計額で、通貨当局が為替介入のため、輸入代金や借入金返済などの対外支払のために使われる公的な資産のことを指すんだ。毎月、大蔵省が外貨準備高を発表されているんだ。

資産の内訳は、下記の通りだよ。

(1)外貨資産(預金、証券等)
外貨の残高がもっとも多くを占める。

(2)IMFリザーブポジション
IMF(国際通貨基金)加盟国が、その出資金に応じてIMFから借りることが出来る相当額。

(3)SDR
IMFへの出資割当額に比例して配分されるIMF準備資産の引出権。国際収支が赤字になったとき、自国に割り当てられたSDRを対価として、外貨準備を豊富に持っている他の国から外貨を引き出すことができる。

(4)金(GOLD)

ちなみに、世界の外貨準備高の世界ランキングは、1位は中国、2位は日本、3位はEU、4位はロシア、5位はインドとなっているんだよ。

詳しくはコチラ→[外貨準備高]

2008年6月 6日

サマータイム

『サマータイム』制度を導入する法案が今国会に提出され、秋の臨時国会での成立が目指されているみたいだね。この『サマータイム』っていったい何?


サマータイムとは、夏の間だけ時計の針を1時間進める制度なんだ。太陽が昇っている明るい時間を増やし、太陽光を有効活用できる時間を増やすことができるんだ。現在、世界の70カ国以上で実施されていて、経済協力開発機構(OECD)加盟30か国の中でも、実施していないのは日本など3か国にすぎないんだよ。日本では、ここ数年、札幌商工会議所がこの制度を試行しているみたいだね。

この制度の狙いの1つは、省エネルギーにあるんだ。通常よりも、1時間早く仕事を始めることにより、明るい時間をより有効に使えるので、オフィスの照明などの石油消費の節約につながるとされているんだよ。また、終業後もまだ明るい場合が多くなるので、その時間をレクリエーションに当てることができるというのも、サマータイム導入の理由の1つとなっているんだ。

サマータイム制度の導入については、政府の中でも賛否が分かれているみたいだね。制度に反対する理由としては、金融機関のコンピューターの時刻変更や、航空・鉄道といった交通機関のダイヤ変更などにコストと手間がかかることや、明るいからと残業が増えて、過剰労働が起こる恐れがあることが挙げられているんだ。

僕個人としては、朝早くから働くと能率が上がり、キモチがいいので、ぜひとも制度を法律化してもらいたいなぁ・・・。

詳しくはコチラ→[サマータイム]

2008年6月 5日

国際宇宙ステーション

先日、日本の実験棟「きぼう」が『国際宇宙ステーション』に取り付けられたというニュースを見たよ。でも、国際宇宙ステーションって何のためにつくられているか、イマイチわからないなぁ...。


国際宇宙ステーションとは、アメリカ・ロシア・日本・カナダ・ESA(欧州宇宙機関)が共同で建設している宇宙ステーションのことで、ISS(International Space Station)とも呼ばれているよ。地球を約90分でまわる、有人の施設なんだ。

この建設がはじまったのは冷戦さなかの80年代初頭、もともとは西側がソビエトに結束力を見せつけようと、アメリカ中心に進められたものなんだって。しかし、冷戦の終結やソ連崩壊などによって、ロシアもISS計画に加わり、現在のかたちになったんだ。

完成めどは2010年で、完成後は宇宙空間を利用しての実験や研究を行っていく予定らしいよ。構成パーツは40数個とかなりの数があるのだけれど、それらを運ぶシャトルもパーツを取り付けるたびに打ち上げられるんだ。今回きぼうが取り付けられたのもその行程のひとつなんだよね。

ただ、03年にスペースシャトル「コロンビア」の爆発事故が発生したり、各国の予算が減らされてきていたりと計画に遅れが見られ、最後まで完成するかどうかも怪しいという話もあるんだ。

とはいえ、莫大な予算をかけてここまでつくってきたのだから、なんとか最後まで完成させてもらいたいよね。

詳しくはコチラ→[国際宇宙ステーション]

2008年6月 2日

グリーンIT

最近、『グリーンIT』って言葉を上司から聞いたんだ。ただ、上司も言葉の意味をよくわかっていなかったみたいなんだ。実は僕も初耳だったんだよね・・・。『グリーンIT』って何のこと?


グリーンITとは、地球環境に配慮したIされたIT製品やサービス、IT企業の取り組みなどの総称のことなんだ。特に、サーバーやネットワーク機器を集約したデータセンターにおいて肥大化している消費電力量を低減することを指しているんだ。IT機器全般で省電力化のニーズが高まっていることを受け、関連する業界団体やメーカー各社、政府が中心となって、活動を進めているんだ。

15年前と現在の日本の温暖化ガス排出量を比較してみると、ITなどを活用しているオフィス部門の排出量が増加していて、この傾向はこの先も続くみたいなんだ。ある調査によると、2025年にはインターネットを流れるデータ量は今の100~200倍になり、そのデータを処理するための電力は、現在の約5倍となるみたいなんだよ。

この状況を受けて、政府や業界団体が消費電力削減を目指す動きが活発化させ始めたんだ。例えば、政府が産官連携のプロジェクトを立ち上げたり、メーカーは省エネのIT製品の開発を進めたり、また、一般企業もデータセンターの省エネ化を行ったりしているんだよ。

グリーンIT化は、地球環境への配慮だけでなく、企業のコスト削減という面からも、とても有効な施策みたいだね。どんどん進んでいくといいなぁ・・・。

詳しくはコチラ→[グリーンITとは]

イヴ・サンローラン

6月1日、世界的なデザイナーである『イヴ・サンローラン』氏が亡くなったらしいよね。いったいどんな人だったのかな?


イヴ・サンローランとは、アルジェリア出身のファッションデザイナー。1936年生まれで、17歳のときにフランスのデザイン学校に入学したんだ。その後、クリスチャン・ディオール氏のもとで働くようになったのだけれど、57年にディオール氏が亡くなると、21歳にして同ブランドの主任デザイナーを務めたんだって。

60年になるとアルジェリアの独立戦争の影響でサンローラン氏はフランス軍に徴兵されたのだけれど、これをきっかけにディオールから離れたんだ。そして、62年に自身のブランド「イブ・サンローラン」を立ち上げることになるんだ。

彼のデザインした服はアート性が高いといわれていて、画家ピエト・モンドリアンのポップアートを取り入れたモンドリアンルック、サファリルックやパンタロンスーツなど、斬新なデザインを数多く生み出したんだよね。その様子から、業界では『モードの帝王』とも呼ばれ、02年に引退するまでカリスマデザイナーとして活躍していたんだよ。

イブ・サンローランというブランド自体はファッションブランドの買収合戦の中で、いまはグッチグループの傘下に置かれているんだ。氏は、そんなファッション業界の商業合戦に嫌気がさして引退を決めたらしいけれど、彼自体は今後もずっと伝説のデザイナーとしてあり続けるのだろうね。


詳しくはコチラ→[イヴサンローラン(Yves Saint Laurent) ]