クラスター爆弾
アイルランドのダブリンで『クラスター爆弾』の使用を禁止する条約づくりが行われ、先日、条約案が確定されたらしいね。この『クラスター爆弾』っていったいどんな爆弾なの?
クラスター爆弾とは、航空機から投下する空対地爆弾のこと。通常の空対地爆弾とほとんど同じサイズのケースの中に、数個から数百個の子弾(爆弾や地雷)が搭載されているんだ。このケースを航空機から投下し、目標の上空で爆発させて子爆弾を広範囲にばらまき、それらが地表に到達すると一斉に爆発するように設計されているんだよ。主に、人的被害ややあまり強固ではない施設・兵器への広範囲の被害を狙う兵器なんだ。現在、約70ヵ国がこの爆弾を保有し、そのうち35ヵ国で約200種類が製造されているみたいだね。
この爆弾は、通常の爆弾よりも低いコストで、目標にダメージを与えることが出来ることが使用のメリット。第2次世界大戦中に開発が始まり、ベトナム戦争以降大量に使用されて続けているんだ。
この爆弾が問題視されている大きな理由は、大量の不発弾にあるんだ。大量に散布された子弾の中には、不発弾になるものが多く、戦闘があった地域では、子供を含んだ一般市民が不発弾の爆発によって死傷する事件が相次いでいるんだ。
今回の国際会議では、日本を含めた有志国は、一部の最新型爆弾を除いて禁止する条約案に合意した様子。これは事実上の全面禁止みたいだね。ただ、主要生産・保有国である米国、中国、ロシアなどはこのプロセス自体に参加していないなどの問題もあり、この条約がどれほどの効果は発揮するかは未知数みたいだね。






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