外資規制
空港への『外資規制』導入が先送りになったことが新聞の一面に載っていたね。この『外資規制』っていったいなんのことなの?
外資規制とは、国内企業への外国人の投資に対する規制。安全保障の観点から、航空機、原子力、宇宙開発、火薬類、電力・ガス、鉄道、旅客運送、石油、武器などの業種の企業の株式を、外資企業が1割以上保有する場合、財務大臣や主務大臣への事前報告を義務づけている制度なんだ。
審査の結果、規制が必要と認められた場合は、投資の変更または中止を勧告できるんだよ。この制度、海外にもあり、日本と同じ「事前届け出制」を採用している代表的な国は、フランスとドイツなんだ。
これに対し、米国と英国は「事後介入方式」を採用しているんだ。米国の制度は特徴的で、対象業種を規定せず、すべての業種を投資規制することができるんだ。
今回、政府が「空港の外資規制」の導入を見送った理由は、海外投資家などの間で「日本は閉鎖的だ」というイメージを広まらせないためなんだ。加えて、福田首相が先月のダボス会議で「市場開放努力を一層進める」と演説したばかりなので、逆方向の法案を出すべきではないと判断したのだうね。


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