2007年12月25日

政府系ファンド

サブプライム問題で巨額損失を抱えるアメリカの大手金融機関を、『政府系投資ファンド』が支援しているみたいだね。新聞記事によると、何十億ドルもの大金を金融機関に出資しているらしいね。この『政府系投資ファンド』って何?


政府系ファンド(Sovereign Wealth Fund)とは、政府が運用するファンドのことだよ。政府系ファンドに積極的な国には、UAE、サウジアラビア、クウェート、中国、ロシアがあるんだ。これらの国の政府系ファンドの主な財源は、豊富な石油や天然ガスによる収入や貿易黒字等による外貨準備高で、これらの資産で世界各地の不動産や株式などに投資をし、大きな利益を得てるんだよ。

この政府系ファンドの運用資産規模は2.5兆~3兆ドルにのぼるといわれているんだ。産油国の政府系ファンドは、原油輸出から得た外貨収入の運用を目的としているんだ。サウジアラビアやクウェートが、変動する原油価格の収益を安定させるために、1950年代に設立したのが始まり。中国では、拡大する貿易黒字を運用するため、2007年に政府系ファンドを設立したんだよ。これらの政府系ファンドが、資産運用アドバイザーとして大手外資系金融機関を雇い、リスクを伴う株取引や、先進国企業に対するM&Aなどを積極的に行なっているんだ。

政府系ファンドの運用実態については、国家機密であることが多く、運用ポートフォリオなどの開示はほとんど行われていないんだ。一方で、その運用規模は非常に巨大なため、世界のマーケットで大きな影響を及ぼす存在になっているんだよ。


詳しくはコチラ→[政府系ファンド]


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