ベネズエラ
つい先日、『ベネズエラ』のチャべス大統領が、終身大統領を目的とした国民投票で負けてしまったというニュースがあったよね。反米主義や独裁者として名高いチャべス大統領だけれど、彼の統治するベネズエラってどんな国なのかな。
ベネズエラは、ブラジルの北にある南アメリカの国。もとはスペインの植民地だったのだけれど、共和国として独立したものの、専制政治やそれに伴うクーデターなどが頻繁に起こる国なんだ。
世界の中でも有力な石油産出国の一つで、OPECにも加盟しているんだよ。豊富な資源はあるのだけれど、儲けるのは富裕層ばかりで、社会主義をうたっている割には富裕層と貧困層との格差が大きいこともベネズエラの特徴の一つ。
そんな中、現在のチャべス政権に移行したのは1999年。チャべス大統領は、識字教育や無料の診療所建設など、貧困層を対象としたサービスで支持基盤を着々とつくってきたんだよね。
その反面、反米主義を徹底するためテレビ放送を中止に追い込んだり、エネルギー事業を国有化にしたりとやりたい放題。国内外からは独裁政権と呼ばれているんだ。
最近では「21世紀の社会主義」をスローガンに、これまで以上に大統領の権限を強めようとしているんだよね。今回ニュースで見かけた「終身大統領」制度は、チャべス大統領の再選の制限をなくすためのものだったんだ。国民投票の結果、51%という僅差で否決。人気も高いけれど不安や危機感をもつ国民も同じくらい多いのだろうね。
ちなみに、世界の中で終身大統領制を用いている国はトルクメニスタンが有名。こちらも石油や天然ガスなどのエネルギー資源が豊富なんだって。
ロシアではプーチン大統領圧勝だったけれど、ベネズエラではそうもいかなかったみたいだね。お金持ちの人達からしてみたら、社会主義国家なんて迷惑な話なんだろうね…。
詳しくはコチラ→[ベネズエラ概況(JETRO)]






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