携帯小説
女優の新垣結衣が主演している映画「恋空」がヒットしているらしいね。同僚の女の子は映画館でボロボロ泣いたと言ってたよ。この「恋空」は『携帯小説』が原作だと聞いたけれども、『携帯小説』っていったいどんな小説なの?
携帯小説(ケータイ小説)とは、携帯電話で執筆された小説のこと。携帯電話での執筆され、携帯電話で閲覧するんだ。携帯の通信高速化とパケット定額制による通信料の値下げを背景に、10~20代の女性層に人気があるんだよ。人気のある携帯小説は書籍化されていて、出版不況といわれる中、100万部以上を売り上げた作品まであるんだ。今回、映画化されている「恋空」も携帯小説で人気に火がつき、書籍も120万部以上を売り上げたみたいだね。
この携帯小説、携帯電話での執筆・閲覧となることから、携帯の画面サイズによる制約を受けるんだ。このため、「改行の多用」「文章表現の抑制(形容詞を減少させる)」「括弧書き(登場人物の会話や台詞)の多用」といった記述方法がとられることがあるんだ。このように「携帯での読みやすさ」を追求した結果、従来の書籍の形態で発行される小説と比較して「表現力に欠ける」「語彙が少ない」といった問題点も指摘されているんだ。
あと、携帯小説の特徴として挙げられることが多いのは、作者が作家志望でもない普通の若者であるということ。例えば、書籍40万部以上を売り上げた携帯小説「もしもキミが。」は20歳の短大生だし、最近出版された「また会いたくて 」のチャイルドセラピストを目指す20代の男性なんだ。彼女たちのような「素人」による執筆が同世代の共感を生んでいるみたいだね。
僕も最近、携帯電話で「恋空」を読んでみたよ。ただ、読書が趣味な僕にとっては、ちょっと物足りないと思ってしまうね・・・。
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