2007年8月24日

マイケル・ムーア

『マイケル・ムーア』監督の「シッコ」という映画が25日の土曜から始まるよね。痛烈なブッシュ政権への批判でおなじみの監督だけど、一体どんな人なんだろう…。

マイケル・ムーアとは、1954年生まれのアメリカ人。20代のときは社会派ジャーナリストとして活躍していたのだけれど、1989年には映画監督としてデビューしたんだ。

デビュー作「ロジャー&ミー」では、監督自身の故郷、ミシガン州フリントでゼネラルモーターズ(GM)が工場を閉鎖したため、これに何とか抵抗しようとしてつくられたドキュメンタリー映画。GMの会長ロジャー・スミスにアポなしの取材を何度も試みたことでも有名なんだ。

その後もアメリカ社会を風刺、批判する作品をつくり続けていく監督なんだけれど、マイケル・ムーアの名前が日本で知られるようになったのは2002年の「ボウリング・フォー・コロンバイン」だよね。

「ボウリング・フォー・コロンバイン」は、アメリカで起こったコロンバイン高校銃乱射事件を受けてアメリカの銃社会の矛盾点をついたドキュメンタリー映画。400万ドルの制作費で4000万ドルもの興行収入を得たのだけれど、これは、ドキュメンタリー映画としては異例の大ヒット作なんだ。

その2年後の作品、「華氏911」では9.11アメリカ同時多発テロに対するブッシュ政権の対応を批判したんだよ。パパブッシュの代から続くサウジアラビアの王族とブッシュ家との親密な関係を描いていたんだけど、サウジアラビアの王族には、あのビン・ラディンの家系も含まれているらしいんだ。この作品は毎度のことながら、アメリカ中で大きな議論を呼んだんだよ。

ちなみに、「華氏911」ではブッシュ大統領が「最低主演男優賞」、ラムズフェルド氏が「最低助演男優賞」、ライス氏とブッシュ大統領が「最低スクリーンカップル賞」をそれぞれゴールデンラズベリー賞で獲得したんだって。

過激な作品を描き続けるムーア監督だけど、そのやりすぎぶりはまさにアメリカという感じたよね。次回作「シッコ」はアメリカの医療問題について。公開前だけど、今から楽しみだなぁ。





詳しくはコチラ→[シッコ(SiCKO)]


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