2007年8月 7日

O157

大阪の保育所で『O157』への集団感染があって、感染した女の子のひとりが亡くなってしまったらしいね。数年前に有名になった病原性大腸菌『O157』だけれども、これっていったいどんな菌なの?


『O157』とは病原性大腸菌の一種。ベロ毒素という毒性物質を放出し、激しい腹痛、水様性の下痢、血便といった症状を引き起こすんだ。気温が高い初夏から初秋にかけては、食中毒菌が増えるのに適しているので、この時期に人の体力の低下や食品などの不衛生な取扱いなどの条件が重なることにより、食中毒は発生しやすくなると考えられているんだ。

O157が見つかったのは1982年。アメリカでハンバーガーによる集団食中毒事件があり、原因菌として見つかったのがO157だったんだ。その後、84年に日本でもO157感染者が現れるようになり、96年に大阪府堺市で学校給食による学童の集団感染(患者数7,996名、死者3名)が起こったんだ。このとき、「カイワレが感染源」であると厚生労働省が発表し、大きな風評被害をもたらしたんだよ(最終的に汚染源は特定されなかった)。

O157は口から感染するんだ。この菌は家畜(牛、羊、豚など)の大腸にいて、家畜糞便から水や食物を介して感染したり、感染した人から人へ感染したりするんだよ。また、O157で汚染された湖で泳ぎ、湖水を飲んだために感染した人もいるらしんだ。

O157などの食中毒を防ぐためには、

1.こまめに手を洗い清潔にしておくこと。
2.加熱は十分に行うこと。
3.台所周辺や台所用品はいつも清潔にしておくこと。
4.一度使用した包丁などをもう一度使用するときにはよく洗うこと。

などが挙げられるよ。食中毒予防には、菌を「付けない、増やさない、殺す」という3原則が挙げられるんだ。

仕事から帰ったらよく手を洗いましょう。


詳しくはコチラ→[O157]


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