パキスタン
『パキスタン』政府は、宗教施設に立て篭もっていたイスラム派武装勢力の掃討作戦を行ったらしいね。そういえば、『パキスタン』ってどんな国?なぜ今回の立て篭もり事件は起こったのかな?
パキスタンとは、インドの西にあるイスラム教国。首都イスラマバード。人口は1億5,500万人で世界第6位。主要産業は、農業や綿工業なんだ。1998年に地下核実験を実施し、インドと共に核保有国の一つになったんだよ。
パキスタンという国が成立したのは、イギリスより独立した1947年のこと。イスラム教国として、ヒンドゥー教信者が多いインドとの分離独立を果たしたんだ。独立後、両国は国境沿いにあるカシミール地域の帰属を巡って対立し、第一次インド・パキスタン戦争が勃発したんだ。国連の仲介によっていったん停戦するものの、その後も両国は争いを繰り返し、この対立はインドが勝利する72年の第3次印パ戦争の終結まで続いたんだ。このような歴史がある故、現在も軍の政治力は強力みたいなんだよ。
さて、今回の政府と対立していたのは、「マドラサ」というイスラム教を教える寄宿制の学校の学生たち。この学校はパキスタンに1万2000~1万3000校あるとされ、貧困層を中心に120万人の学業と生活の場になっているんだ。
では、なぜ彼らと政府が対立しているのかというと、事の発端は2001年の「9.11」のテロ事件。この事件の後、パキスタンのムシャラフ政権は、米国などからマドラサはテロの温床だとの批判を受け、マドラサのイスラム教教育に近代教育も導入しようと「マドラサ改革」を打ち出したんだ。政府は、テロリストをかくまった容疑などでモスクなどを何度も捜索したこともあったんだよ。
一方、マドラサの一部の指導者たちはムシャラフ大統領を「米英の手先」と呼んで対米協力姿勢を非難。学生たちも、売春をしたとされる女性の拉致や、米音楽のCD販売店を襲撃など、タリバンが行った宗教警察的な行動をとち始め、政府との対立が深刻化していたんだ。今回の衝突の直接原因ははっきりしていないんだけれども、両者の間で長く緊張が続いていて、一触即発の状態みたいだったんだよ。
今回の事件の犠牲が一人でも少ないことを祈るばかりだね。
詳しくはコチラ→[パキスタン(wikipedia)]






どうすれば仕事に追われることなく、やりたい仕事、成長のための仕事に時間をあてることができるのか?
③オーディオブックを聴こう!
会社でやりたいことがやれるようになります!