フードマイレージ
近頃、スーパーへは自分で買い物袋を持っていく人が増えたりして、エコがすごく流行っているよね。そういえば『フードマイレージ』って聞いたことあるかな?このフードマイレージ、実は環境問題とすごく関係があるらしいんだ。
フードマイレージとは、食料の生産地から食卓までの距離のエネルギー消費を示す指標で、「食糧輸送量」と「輸送距離」をかけた数値なんだ。エネルギーが消費されれば二酸化炭素の排出量もそれだけ増えるよね。つまり、この数値が大きければ大きいほど環境への負担がかかっていることになるんだよ。
このフードマイレージの概念を唱え始めたのはイギリスらしいんだけど、イギリスでは「食料品の空輸を禁止すべきだ!」なんていう意見まで出ているんだ。その理由は、1999年~現在までに、食品輸送で生じる二酸化炭素の排出量が20%近くも増えているからなんだって。
そのため、現在イギリス国内ではフードマイレージを気にした動きが広がっているんだ。大手スーパーなどでは、空輸食品には飛行機のロゴを入れるなどの対策を考えているようだね。
ちなみに、日本の食品輸入率は60%(イギリスは40%)。ほとんどの食料を諸外国からの輸入に頼っているので、世界的に見てもフードマイレージの数値が最も高く、フードマイレージは約5,000億トン・キロメートル。これは2位の韓国の約3.4倍、3位のアメリカの約3.7倍にもなることから、どれだけ日本の数値が群を抜いているかがわかるよね。日本もこのフードマイレージについて考えたほうがいいのかもしれないね。
二酸化炭素排出量に配慮するのは、とてもいいことだと思うけれど、問題もあるんだ。例えば、もし空輸などの食品輸送に制限がかかってしまったら、食料品の輸出を主な産業としている途上国はどうなってしまうかということがあるよね。基本的に途上国の農業は先進国の農業と比べてもエネルギー消費量が低いんだ。だから途上国の農民に先進国と同じぺナルティーを科すのはおかしいという意見もあるんだよ。
一番環境に負担をかけているのが僕ら日本人だったとは知らなかったなぁ…。自給自足までは少し難しいかもしれないけど、今度買い物へ行ったら、野菜はなるべく産地の近いものを選んでみるっていうのもいいかもしれないね。
詳しくはコチラ→
>[フードマイレージ(wikipedia)]






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