2007年7月 5日

原発とウラン高騰

最近新聞を読んでいると、よく『原発の建設』なんていう記事を見かけない?今までは流し読みをしていてよく考えたことはなかったのだけれども、なぜそんなに大きな扱いを受けているんだろう?


原発とは、原子力発電所のこと。この原子力発電とは、原子力を使用した発電方法で、電気の生産過程で温室効果ガスを排出しないんだ。環境にやさしいということと、石油価格の高騰も手伝って、今や世界中の企業がこぞって原発の建設を増やそうとしているんだね。

つい最近も東芝が、アメリカの電力会社NRGエナジーから原子力発電所を受注したというニュースがあったけど、その総事業費はなんと6000億円。原発の受注には莫大なお金がかかるため、失敗が許されない事業なんだ。

そして、この原発建設の増加とと共に起こったのがウランの獲得競争。ウランとは原子力発電をするために必要な燃料。せっかくいい発電施設があっても燃料がなければだめよね。だから企業は燃料の供給が切れないよう、先の10年20年を見越してウランの獲得に動いているんだ。そのため、ウランの価格はこの7年で20倍にも暴騰してしまったんだって。

ちなみに現在、全世界でのウラン埋蔵量は474万トンあるといわれているんだよ。埋蔵量一位の国はオーストラリアで114万トン。二位はカザフスタンで82万トンなんだって。特にカザフスタンはインフラ整備が遅れていた分、未開発のままの鉱山が多いみたいなんだよね。だから、今後探索を進めていけば、有望な鉱床が発見されるかもしれないんだ。

日本でも、昨年の8月に小泉前首相がカザフスタンへ訪問したことがあったらしいんだけど、これはカザフスタン側にウラン資源の供給を約束させようという試みであったといわれているんだ。このように、今は企業だけでなく、行政までもが一体となってエネルギー資源の獲得に乗り出しているんだ。

僕たちの暮らしは原子力発電がないと成り立たなくなってしまったけど、それでも限りある資源はいつかなくなってしまうもの。普段の生活の中のちょっとした気遣い、例えばCMでやっているような「エアコンの設定温度を上げる」なんていうものが、必要なのかもしれないよね。


詳しくはコチラ→[原子力発電所(wikipedia)]


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