2007年7月 4日

肖像権ビジネス

このあいだ会社の同僚が教えてくれたんだけど、『肖像権ビジネス』って言葉が最近話題になったらしいね。なんでもオリンピックの世界で物議を醸しているらしいけれども・・・。


肖像権ビジネスとは、企業が有名なスポーツ選手などの有名人・著名人の「肖像権」を買って、広告として使うビジネス方法のことだよ。例えば、マラソンの高橋尚子選手や水泳の北島選手などが出演しているスポーツドリンクのCMなんて、その典型例だね。このような有名スポーツ選手をCMに使うというビジネス方法は、アメリカでは1950年代に、すでに始められていたんだよ。

肖像権とは「自分の顔や姿を他人に無断で写真などをみだりに他人に撮影・描写・公表などされない権利」のこと。いわゆる「人格権」と呼ばれる権利。最近、注目されているのは、ここから派生する経済的な権利をめぐる動きなんだよ。特にオリンピックに出場するアスリートの肖像権に関するものなんだ。

JOC(日本オリンピック委員会)はこれまで選手の肖像権を一括して管理し、選手がCM出演した協賛社から協賛金を得て、選手たちの強化費などに使用するという制度をとっていたんだ。しかし、選手たちからの要望に答え、肖像権を選手個人にいったん返還。その後、「シンボルアスリート(SA)」制度として、選手個々と肖像権使用契約を結ぶ制度を導入したんだよ。ちなみにこのSA制度は、SAはトップ選手と肖像権使用契約を結び、年間最高2000万円の協力金を支払う制度なんだ。

けれども、企業からの需要が高く、協賛金も高額な競泳の北島選手や陸上ハンマー投げの室伏選手はSA制度から独立し、独自のプロ活動を行うようになったんだ。このような状況がSA制度のコストが増大させ、JOCはSA制度からの想定利益が見込めなくなったことで、ビジネスモデルの転換を迫られているんだよ。

やはり「お金」と「スポーツ」は切っても切れない関係。この問題がどうなるか気になるけど、やはり、オリンピックを観るときは、アスリートたちの創るドラマを純粋に楽しみたいよね!



詳しくはコチラ→[肖像権ビジネス縮小へ]


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