2007年6月19日

IAEA

北朝鮮の核施設停止手続きを進めるために『IAEA』という機関の代表団が訪朝するらしいね。この『IAEA』ってどんな機関なの?


IAEAとは国際原子力機関のことで、正式名称は「International Atomic Energy Agency」。原子力平和利用を目的として作られた国際機構なんだ。原子力エネルギーの平和利用の促進と援助を行う一方で、非核保有国の原子力施設を査察し調査するなど、平和利用の保障措置も行っているんだ。オーストリアのウィーンに本部があり、総会、理事会および事務局から組織されているんだ。

1953年、米国のアイゼンハワー大統領が国連総会で「平和のための原子力」と題する演説を行い、核戦争に発展する危機を回避する狙いから、原子力平和利用のための国際機関設立構想を提案したんだ。これを受け、56年にIAEA憲章が採択され、57年に国際原子力機関 (IAEA) が発足したんだよ。

国際原子力機関の目的は、原子力の平和利用を促進すると同時に、軍事技術への転換を防止することにあるんだ。主に、加盟国の原子力発電所を対象に、その軍事利用を未然に防ぐ保障措置を行い、核分裂性物質の国際的な管理を目指しているよ。最近の活動を例として挙げれば、核兵器の開発を進めているとの疑惑から、イラクへの査察を実施したことなんかが挙げられるね。

ちなみに、2005年、IAEAと事務局長のムハンマド・エルバラダイ氏はノーベル平和賞を受賞しているんだ。この理由は、「原子力が軍事目的に利用されることを防止し、平和目的のための原子力が可能な限り安全な方法で利用されることを確保するために努力した」からなんだ。同氏は、03年のイラク戦争時、大量破壊兵器の国際査察団を率い、開戦直前まで査察の継続に尽力していて、このような活動がノーベル賞受賞の一因となったみたいだね。

世界的にエネルギーが枯渇する中、原子力はますます注目されていくだろうね。可能性溢れるエネルギー源を有効に、そして平和的に利用するためにも、IAEAには更なる存在感を発揮してもらいたいよね。


詳しくはコチラ→[国際原子力機関の概要]


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