2007年6月15日

命名権

横浜・F・マリノスの本拠地「日産スタジアム」や福岡ソフトバンクホークスの「福岡Yahoo!JAPANドーム」のように、特定の企業名の入った施設ってたくさんあるみたいだね。大型施設などの名称に企業名や商品名を入れることのできる権利を『命名権』というらしいんだけれど、これってどんな権利なのかな?


命名権とは、施設などの名称に、企業名や製品名、商品名などのブランド名を付けることのできる権利のこと。英語では「ネーミングライツ(Naming Rights)」と呼ばれているよ。ネーミングライツの使用が進んでいる米国では、主にプロスポーツのスタジアムなどで活用されていて、ビジネスとして20年以上前から定着しているんだ。日本でも、野球場やサッカー場の名称に企業名が入れられることが多いよね。

この命名権売買は、施設運営側とスポンサー双方にメリットをもたらすんだ。

施設運営側は、命名権の売却によって、施設の建設や運営に必要な資金を調達することができるし、また、施設にスポンサー名を入れることによる集客力のUPも期待できるんだ。

スポンサー側は、施設への来場者に対するPRに加え、さまざまなメディアに露出・掲載されることによって、ブランドの知名度を高めるなどの効果を得ることができるんだ。また、地域施設に投資することは、地域への貢献にもつながると考えられているよ。

「日産スタジアム」や「味の素スタジアム」「フルキャストスタジアム宮城」などの企業名を冠した運動施設は日本でも有名だよね。それ以外にも、渋谷公会堂は、サントリーが命名権を買い取り「渋谷C.C.Lemonホール」となっているし、宮城県県民の森の一部は、「ENEOSの森」となっているんだ。最近、話題になったのは、箱根の有料観光道路「箱根ターンパイク」が『TOYO TIRESターンパイク』に変わったことだね。

また、命名権は企業だけでなく、個人にも広がりつつあるんだ。岐阜県の笠松競技場では、個人がレースに自由に名前を入れることできる「企業協賛レース(個人なら1レースを1万円~)」があるし、東京都もベンチの名札に相当する金属のプレート部分に、名前やメッセージを刻むことのできる「思い出ベンチ」事業を始めているんだ。

だんだんと広がりつつある命名権。世の中のあらゆる場所が「名前」で覆い尽くされる日もそう遠くはないかもしれないね


詳しくはコチラ→[命名権]


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