麻疹
麻疹が流行しているらしいね。甥っ子の通う早稲田大学でも流行を懸念して29日まで休講みたいなんだよ。
麻疹(はしか)とは、ウイルス感染症の一種。麻疹は空気感染力が非常に強く、ほんの数分間だけ同じ部屋にいたり、ロビーですれ違ったりするだけでも、人から人へと感染してしまうんだ。
ウイルスに感染すると、発熱、咳、鼻水、結膜炎などの症状が表れ、その後、体中に発疹が広がるんだ。加えて、ヒトの免疫を司る細胞をターゲットに感染するため、細菌による二次感染の危険性が高まり、脳炎や中耳炎などの合併症も起こりやすくなるんだ。
麻疹ウイルスに直接効く薬はないので、症状に応じて、せき止めや解熱剤、二次感染予防のための抗生物質を投与して、安静にするしか、治療方法はないんだ。
なぜ今回、他世代と比較しても、決してワクチン接種率が低いわけではない10~20代の若者の間で、この病気が流行したのかというと、ひとつは、麻疹の流行が減り、病原体にさらされる機会が少なくなったことが挙げられるんだ。そのため、ワクチン接種した人の免疫力が強化されることなく、弱まってしまったんだ。
もう一つは、1回のワクチン接種では免疫ができない人が5%ぐらいはいるということなんだ。幼少期に1回だけワクチンを接種しても、十分な免疫がない人たちが増加して、今回のように局所的に流行したと見られているんだ。
その一方で、幾度か流行を経験した中高年の方は、免疫力が強いため感染の心配はほとんどないみたいなんだ。とはいえ、伝染病の流行が少なくなった現在、予防接種の効果は、接種後10年程度しか期待できなくなっていると言われてるので、日頃から健康管理を怠らず、病気に強い体を作ることが大事かもしれないね。
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