通信社
テレビや新聞が世界のニュースを報道するとき「○○通信によると・・・」という一言から始まる場合が多いよね。『通信社』って新聞やテレビのようなマスコミとどう違うの?
そういえば先日、有名な通信社「ロイター」が買収されることになったよね。
通信社とは、国内外のニュースを取材し、それを新聞社や放送局・出版社などに提供する会社なんだ。通信社は僕たち大衆に向け、自ら報道をすることはなく、彼らが収集したニュースは、提携先の新聞社や放送局などで発信されるんだよ。ただし、インターネットが普及した現在では、一般人も通信社のサイトで通信社提供の報道記事に接することが多くなったよ
通信社と新聞社・放送局の関係は、卸問屋と小売店との関係に似ているんだ。通信社がニュースという商品を、世界や各通信社の専門領域から仕入れてくる問屋で、新聞社・放送局がそのニュースという商品を僕たちに売る小売店なんだよ。
なぜ通信社が必要なのかというと、経済的理由が関係しているんだ。もしもニュースを発信している放送局・新聞社が世の中に無限に存在するニュースを掻き集めるとなると、莫大な人的・金銭的コストが生じるよね。けれども、当然、放送局・新聞社がこのコスト全てを賄おうとすると、このコストが企業経営を圧迫してまうんだ。そこで、通信社からニュースを購入することで、コストを抑えながら良質なニュースを発信しようとしているわけなんだ。
先日、イギリスのロイターは、自社がカナダの情報サービス大手トムソンに買収されることを発表したよね。この統合によって、世界最大の金融情報・データ会社が誕生することになったんだ。
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