サハリン2
連日、新聞に載るこの『サハリン2』の文字。天然資源が多いらしいけど、なんでこんなに注目されているの?
『サハリン2』とは、ロシア東部のサハリン北東部沿岸に存在する石油および天然ガス鉱区のことだよ。また、同鉱区の開発プロジェクトにもこの名称が付けられているんだ。
このプロジェクトは、ロイヤル・ダッチ・シェル、三菱商事、三井物産の外資3企業が中心になって、約200億ドルをかけ進めていた事業で、8割方は完成していたんだ。けれども、着工から10年ほどがたったとき、ロシア環境省が、環境アセスメントの観点からするとこのプロジェクトには問題があると指摘。開発事業は一時中止されたんだ。
そして、突然、ロシア系天然ガス会社「ガスプロム」がこのプロジェクトへの参入を発表。ロシア政府の後押しもあって、現在はこのガスプロムがプロジェクトの主導権を握っているんだ。
もしも順調に開発が進んでいるとしたら、日量18万バレル(日本の総輸入量の4%)の原油生産、天然ガス産出量はLNG換算で年間960万トン(同18%)を見込まれていた。だから、資源の乏しい日本にとっては、注目度がとても高い事業なんだ。
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